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インタビュー

骨格タイプを知らずに服選んでない?いま話題の「骨格診断」で分かる"自分に合った食事術"

若い女性を中心に注目されている「骨格診断」。みなさんは、ご自身の骨格タイプを知っていますか?骨格診断は、自分に似合うファッションが分かるだけでなく、タイプ別に合ったトレーニング方法があるということでも注目されています。そこで今回は、骨格診断アナリスト協会の二神さんに骨格診断についてのお話と、管理栄養士の尾花さんに、骨格診断別のおすすめ食事術や食材の取り入れ方について聞きました。

骨格タイプは一生変わらない

――骨格診断とは何でしょうか?基本的な部分から分かりやすく教えてください。

二神さん:一言で言うと、“自分に似合う洋服がわかる”のが骨格診断です。似合うお洋服と聞くと、体型に合わせて考える方が多いのですが、例えば、背が高いのに格好いい洋服が着こなせていない人や、小柄なのにマキシ丈のコートが似合う人っていますよね。それがなぜなのかわかるのが骨格診断なんです。

――骨格診断の結果は、体型とは関係ないということですか?

骨格診断は、太っている、痩せているということとは関係ありません。年齢や身長も診断基準にはなりませんし、その方の骨格タイプは一生変わらないんです。

――自分の骨格タイプを知れば、確実に似合う洋服をセレクトできるということですね。

骨格タイプに合った形や素材のものを選ぶと、スタイルが良く見え、体に服が馴染み着こなしているように見えます。私は20代の頃、実年齢より上に見られるタイプだったので、大人びたファッションを選ぶことが多かったのですが、実際に着てみるとなぜかしっくりこない。その時、格好いい服を着てもかっこ悪くなってしまう現象があるということに気づきました。骨格タイプがウェーブの私は、ソフトなものを着たほうが大人っぽく見える。逆に、硬い素材、シンプルな服を選ぶと服に負けてしまうんです。

骨格タイプは何種類!?

――二神さんはウェーブタイプなんですね。骨格タイプはどんな種類があって、それぞれにどんな特徴があるか教えてください。

骨格タイプには、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つのタイプがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

①骨格ストレート

骨が細くて筋肉が発達しやすい体型をしています。全体的に立体感があり、メリハリのあるボディが特徴。極端に言うと、ハリウッド女優のような存在感があるタイプ。そのため、足し算をすると迫力が出たりやりすぎ感がでてしまうので、引き算ファッションでシンプルにすると決まります。また、お尻やウエストの位置が下がりにくいのも特徴です。

骨格ストレートの芸能人
広瀬すず・武井咲・石原さとみ・橋本環奈・藤原紀香・鈴木京香・松嶋菜々子・吉永小百合
山田孝之・平野紫耀

松嶋菜々子さんが結婚会見のときに白シャツとチノパンで登場し話題になりましたが、あれは骨格ストレートだから格好よく決まるファッションなんです。

②骨格ウェーブ

印象としては華奢なタイプです。体も薄く、柔らかな曲線を描くボディが特徴です。どちらかと言うと、バスト、ウエスト、ひざの位置が低く全体的に下重心で、腰回りや下っ腹に脂肪がつきやすいです。筋肉が少なく脂肪の割合が大きいので、全体的に柔らかそうな印象になります。また、寒がりな方が多いです。

骨格ウェーブの芸能人
北川景子・戸田恵梨香・佐々木希・杉本彩・松田聖子・黒木瞳
木村拓哉・DAIGO

③骨格ナチュラル

筋肉や脂肪があまり感じられないスタイリッシュなボディが特徴的。関節や骨が発達して、脂肪と筋肉は目立ちません。フレームの印象が前にでるので、肉感があまりなく体つきの派手さ地味さでいうとちょうど中間です。このタイプは、似合わないものを着ても、スタイルが悪く見えるということはあまり起きないのですが、似合っているものだとより映えるのが特徴。好感度が高い人が多く、おしゃれな人が多いです。

ナチュラルタイプの芸能人
みちょぱ・本田翼・綾瀬はるか・蒼井優・水川あさみ・天海祐希・梨花・萬田久子
阿部寛・オダギリジョー

――日本人女性に多いタイプというのはありますか?

いわゆる“アジア人の特徴”と同じなので、ウェーブが多そうだと感じる方もいるのですが、意外とそうでもなく、3つのタイプがバランスよくいます。

自分の骨格を調べてみよう!

―― 自分でもできる、骨格診断のやり方を教えてください。
以下のチャート図を使って、ぜひご自分のタイプを調べてみてください。

straight(ストレート)・wave(ウェーブ)・natural(ナチュラル)、あなたはどれに当てはまりますか?

骨格タイプ別・体型維持の方法を管理栄養士に聞いてみた

――尾花さん、各タイプ別の食事の注意点を教えてください。

尾花さん:前提として、骨格のタイプに関わらず、〇〇だけ食べるといった極端な食事はおすすめできません。どのタイプでも色々な食材をバランス良く食べることは基本ですが、各タイプのデメリットの部分を意識した食材や調理法をご紹介します。

骨格ストレート

【食事で気をつけた方がいいこと】
筋肉がつきやすいので、必要以上にたんぱく質を摂りすぎたり、過度な筋トレをしたりすると、ダイエットのつもりがかえって筋肉がついて大きく見えてしまったりすることがあります。たんぱく質は筋肉以外にも内臓、髪、肌、血液などを作る重要な栄養素でもあるので、毎回の食事のなかで程よく摂り入れるように意識しましょう。プロテインの摂りすぎにも注意です。

太ると、デコルテや二の腕といった上半身に厚みが出やすく、太ったことが目立つタイプなので、カロリーの高い脂ものなどは控えめに。筋肉量が多いため、女性のわりには暑がりの人が多いですが、やはり冷えは万病のもと。冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を選ぶなど意識してみると良いですね。

【推奨する食材や食事内容】
・脂ものを控えた食事(例:揚げ物、脂の多い肉類、スナック菓子、ジャンクフードなど)

骨格ウェーブ

【食事で気をつけた方がいいこと】
骨格ウェーブの人は、筋肉がつきにくく見た目はほっそり見えますが、じつは皮下脂肪が多い場合が。筋肉を作るために重要なたんぱく質を多めに摂るよう意識して、適度な運動を心がけてみましょう。また、このタイプは筋肉量が少なく冷え症という人も多いので、冷えが気になる人は普段から野菜を食べるときは生野菜ではなく温野菜など意識してみましょう。

【推奨する食材や食事内容】
・卵、鶏むね肉、赤身肉、豆腐などたんぱく質
・ごぼう、れんこん、大根、にんじんなど根菜類やいも類
・体を温める効果のあるしょうが、にんにく、ねぎなど

骨格ナチュラル

【食事で気をつけた方がいいこと】
骨格ナチュラルの人は、骨が大きく肉感はあまり目立たないという人が多いため、ダイエットのしすぎで筋肉や脂肪を落としてしまうと、どうしても骨っぽさが際立ってしまいます。筋肉や脂肪を程よく維持できるように過度なダイエットは避け、バランス良い食事と適度な筋トレを心がけてみましょう。

【推奨する食材や食事内容】
・青魚、ナッツなど良質な油
・卵、鶏むね肉、赤身肉、豆腐などたんぱく質

(TEXT:山田かほり)

メイン画像提供:Adobe Stock

取材協力

二神弓子さん

一般社団法人 骨格診断アナリスト協会の代表理事。イメージコンサルタントとして多くのビジネスパーソンの印象改革を手がけるとともに、イメージコンサルタント育成するスクールを経営する。また全日空、資生堂、トヨタなど多くの企業研修・コンサルティングも行う。ミスユニバース、ミスワールド、ミスインターナショナルの世界三大ミス全てのトレーニング実績を持つ。著書の「骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール」(西東社)は3ヶ月で10万部を超え、アマゾン、楽天ブックスのファッション部門で1位を獲得。プライベートは夫と二人暮らし+猫。

尾花友理さん

管理栄養士・料理研究家。給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。

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