今週関東でも桜の開花宣言がなされ、いよいよ春本番!暖かくなるとウキウキどこかに出かけたくなりますね。 でも、春って年度末だったり新生活が始まったりと意外に慌ただしいもの。そんな中、はりきりすぎて外出すると、かえって疲れてしまう…なんてことありませんか? そこで、春こそがんばりすぎない「ゆる旅」がおすすめなんです。
いまテレビで人気なのが「ぶらぶらサタデー」(フジTV系)内の「有吉弘行の正直さんぽ」や「タカトシ温水」コーナー、「モヤモヤさまあ〜ず2」(テレビ東京)といった、旅というにはちょっと身近で、散歩というにはちょこっと遠出の全体的になんだかゆる〜いテンポの旅番組たち。なんとなくの目的やテーマを持ちながらも、観光三昧というよりは街中のお寺やお気に入りのお店を探して楽しむゆるさが、それらの番組の魅力のようです。
実際、おでかけ&旅事情にも変化があるのでしょうか?全国のおでかけプランが集まるサイト「Holiday」のコミュニティーマネージャー・谷里穂さんによると
「近年のライフタイムバランスの見直しなどから、いま週末を充実させたいと思う人が増えています。お金をかけて楽しむというよりは、お気に入りのお店や場所を見つけたり、その場所で穏やかな時間を過ごしたり、と小さな喜びを発見できるような自分だけの休日の過ごし方をみなさん工夫されているようです。泊まらず日帰りでも十分旅気分を満喫できるんですよ」
そんな谷さんに、おすすめのゆる旅プランを教えてもらいましたよ。
teriyakiさんによる、都内から日帰りで行ける、無人島探索プラン。猿島は横須賀からフェリーで10分足らずで行ける無人島なんだとか。記念艦「みかさ」のある三笠公園を楽しんだら、三笠桟橋から猿島へ。要塞跡や仮面ライダーショッカーの基地だったロケ地の展望台広場などをのんびり散策に。帰りのフェリーから海に沈む夕日を眺めたり、横須賀のアメリカンな雰囲気を味合うためにバーガーにかじりついたりと非日常気分を味わえます。九州にお住まいの人には、能古島プランがおすすめなんだとか。
aguさんによる、廃校になった校舎を使ったパン屋さんなどをめぐる和歌山の小さな町のドライブプラン。 旧小学校校舎を使ったパン屋やカフェでおいしいパンを食べたら、川湯温泉や仙人風呂といった温泉を堪能して、元郵便局をリノベーションしたカフェで一休みなど、温泉とカフェをきままに楽しめます。 Aguさんは都会から和歌山に引っ越して来て最初なんにもないこの場所がなかなか好きになれなかったんだとか。でも、ゆるーく町を散策してみると、いろんなお気に入りスポットが見つかることを発見。以来、和歌山のゆる旅にはまっているのだそう。
いかがでしたか?平日の慌ただしい時間をリセットして、心を穏やかに整えるには、週末のゆる旅はうってつけです。お気に入りの本屋さんで本を買って、お気に入りのカフェで読む。おいしいパン屋さんでパンを買って、気もちいい公園のベンチで食べる。そんなちょっとした非日常を感じるゆる旅をぜひ、この春楽しんでみてください。週末が楽しいと、きっと平日も楽しくなるはずですよ。
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