これまで、お葬式参列の際のマナーとして服装、お香典、お悔やみ言葉、焼香作法についてご紹介してきました。今回は実際のお葬式の流れを序列付けてご紹介したいと思います。 まずは、参列の前に…服装、お香典、数珠の確認は出発前にしっかりと行いましょう。
ここでは一般的な仏式での流れについて説明していきます。
遅くとも開式の15分前には式場へ到着を心掛けましょう。
受付で記帳をします。名前、住所、故人との関係などを記します。記帳が終わりましたら受付でお香典を渡します。「この度は誠にご愁傷様でございます」とお悔やみの言葉を添えて渡します。受付時に会葬御礼品を受け取るケースもあります。また、可能ならばここで式の宗派を確認しましょう。
葬儀社のスタッフの方の誘導の下、着席をします。この時、携帯電話をマナーモードへの切り替えを忘れずに。
開式とともに住職によるご供養、お読経が始まります。故人の在りし日のお姿を偲びながら心静かにお勤めをしましょう。
程なくしますとご遺族、一般参列者の順に焼香が始まります。順番がきましたら焼香作法に倣い焼香をします。
焼香が済むと(または、閉式の後)お通夜振る舞いの席へとご案内があります。遠慮される方も多いと思いますが、折角のご遺族のお気持ちですので立ち寄るのがマナーです。ただし、ご遺族の方は心労、疲労の中でもありますので、くれぐれも長居はしないようにします。
頃合いを計り、席を立ちます。翌日の葬儀に参列する方は開式時間の確認をしておきます。葬儀には参列できない時にはご遺族にお詫びの言葉を添えて式場を後にしましょう。