これから気温が高くなる季節、夏に向けて赤ちゃんの水分補給が大切になってきます。離乳食インストラクター協会代表の中田馨さんのWEB上離乳食レッスン・第21回目のテーマは「赤ちゃんの水分補給」についてです。
こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。夏が近づいてくると気になることのひとつに「水分補給」がありますね。実際「離乳食が進んでミルクの量が減ってきたのに、それ以外の水分(お茶や湯冷まし)を飲んでくれなくて心配なんです!」と悩むママは多いです。そこで今日は、赤ちゃんに与える水分のお話をしたいと思います。
水分は、飲み物からだけ摂取するわけではありません。おかゆや野菜などの食べ物にも水分が含まれていますよね。そう考えると、離乳食を食べているだけで、ある程度水分補給ができているということがわかります。
離乳食の献立を作るときに、汁ものやスープ、野菜の煮物を取り入れることを意識してみてください。野菜には水分が多く含まれているので、汁ものの中に野菜をたっぷり入れるとさらにいいですね。赤ちゃんがお味噌汁やスープをゴクゴク飲んでくれたら、しめたものです。
ストローやコップで、水分を飲みたがらない赤ちゃんには、スプーンでひとさじずつ与えることから始めてみましょう。その時大切なことが2つあります。
食事の時間やお散歩から帰ってきたあと、お昼寝から起きたらなど機会を見つけて、毎日水分を与えることを習慣にしましょう。日々の習慣になることで、赤ちゃんはすこしずつお茶や湯冷ましを飲むようになります。