今日は、3と8で『サワー』と読む語呂合わせから、日本で最初にサワークリームを作った「中沢フーズ株式会社」が制定したサワークリームの記念日。使う人、使わない人、結構分かれる食材だと思いますが、使ってみると案外手軽に料理をおいしくする、万能調味料です。
そもそもサワークリームとは、脂肪分の高い生クリームに乳酸菌を加えて発酵させたもの。ほどよい酸味があって、クリームチーズと風味が似ています。 それもそのはず!この2つは作り方の工程に違いはあるものの、原料が生クリームと乳酸菌であることは、まったく同じなんです。違いを大雑把に言うと、固まっているか、いないか。【サワークリーム=ペースト状のクリームチーズ】であり、【クリームチーズ=固めたサワークリーム】というイメージですね。
市販のサワークリームは、少量の割にちょっと値段はお高め。だから、おうちで作っちゃおう!という方も結構いるようです。原料となる乳酸菌を、ヨーグルトで代用するのがポピュラーな手法。半日~1日くらい発酵時間で、ほぼ失敗なくできます♪
出来上がったら、アレにもコレにも使っちゃいましょう!(非常に傷みやすいので、その日中に食べきりましょう)
焼きたてのお肉やパンにそのままトッピングすると、とろ~り溶けて美味♪
いつものドレッシングやマヨネーズに混ぜるだけで、濃厚なサラダソースに。オニオン風味を加えると、揚げ物にもよく合うあの味が完成♪
カレーやシチューなどに加えると、ぐ~んとコク深く、プロっぽい味になります。
このほか、ケーキやパン作りにも役立つサワークリーム。手作りするのを覚えたら、わが家の味にバリエーションが増えそうです。(TEXT:大河原裕美)