今回は、レオによって算出された基本5味の数値を、五角形のグラフにして結果報告致します。 小粒、大粒それぞれを測定した結果、下のようなグラフになりました。
納豆は旨味と苦味が強いようです。納豆の苦さって、普段意識した事ありますか…?
ところで、この二つのグラフ、ほとんど同じ形ですよね。 これが意味する事は、粒の大きさによって味覚は大きくは変わらない、ということです。
しかし、グラフをじっくり見てみますと、旨味と苦味の軸に少し差があるように見えますね。 旨味と苦味について、棒グラフで比較してみると、小粒の方が少しだけ旨味と苦味が強い傾向があるようです。
小粒が好きな方は、大粒よりもちょっとだけ味覚をはっきり感じられる点に惹かれているのかもしれません。 それでも、小粒と大粒で、味覚が大きく変わる訳ではないのです。
以上より、納豆の「小粒vs大粒」は、味覚的には互角であるという結果になりました。 粒の大きさによる好みの違いは、味覚よりは食感の影響が強いのかもしれません。
しかし、大きさは違えど、同じ大豆であり、(ほとんど)同じ味覚なのです。 こうして考えてみると、小粒派の方も大粒派の方も、以前よりお互いを仲間だと思えてくるのではないでしょうか。
と、若干強引に争いを丸め込もうとする方向で今回は閉めさせて頂きます!