四季が豊かな日本には、野菜の旬も移り変わります。旬の野菜のおいしさを子どもにもぜひ伝えていきたいですよね。親子で語る季節のお便りシリーズ、7月の野菜についてぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてください。
毎日暑い日が続いているね。夏の太陽をいっぱい浴びるとおいしい野菜がたくさんできる。そんな夏にできる野菜を、夏野菜っていうんだ。
夏野菜にはきゅうり、トマト、枝豆などがある。あれっ、きゅうりもトマトも冬にも食べたよね。
今はいろいろな工夫がされて、一年中同じ野菜が食べられる。だけど、旬っていって、もともとその野菜ができる時期のもののほうが、たくさんとれておいしくってしかも安いんだ!
きゅうりは知っているよね。お友だちでも大好きな子が多いんじゃないかな。漬け物でもおなじみだね。
きゅうりは「瓜(うり)」というグループの野菜なんだ。同じ瓜の仲間には、かぼちゃやズッキーニなんていうのもあるよ。それになんと、メロンやすいかも同じ瓜の仲間なんだって。
緑色をしていて、細長いよ。よく見るとゴツゴツとげのようなイボのようなものがある。このイボがチクチクとんがっているものほど新鮮って言われているけど、最近ではイボ自体がないきゅうりもあるんだって。
枝にできるよ。
とれたては、そのまま何もつけずに食べてもおいしい。サラダや漬け物にしてもいいね。生で食べることが多いけど、フライパンで炒めてもおいしいし、みそ汁に入れて食べるところもあるんだって。