日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
今年は例年にない大雪の影響により、全国で農業被害が相次いでいます。被害総額はなんと290億円にものぼるというから深刻です。深刻といえば、野菜の値上がりも、家計にとって困った問題。そんなお悩みに応えようと、2月26日放映の「はなまるマーケット」(TBS系)では、「野菜高騰を上手に乗り切る知恵」を緊急特集。そこで紹介された驚きのテクニックをこれからリポートします。
2月26日放映「はなまるマーケット」(TBS系)をご覧になりましたか?
今回は「野菜高騰を上手に乗り切る知恵」の特集。葉物野菜の高さに悲鳴を上げている方も多い今日この頃、こんな特集は嬉しい限りですね。
みなさんが一番気になるのは、この後も野菜の高騰が続くのか?ということだと思います。専門家によれば、この時期に本来蒔く種を蒔くことができなかったため、4、5月に収獲する春野菜のキャベツなどの高騰が続く恐れがあるそう。しかも、ひとつの野菜が高騰すると、他の野菜で代用しようとして、レタス、ほうれん草などの葉物野菜も高騰する可能性が。これはショック!でも、「はなまるマーケット」ではそれを乗り切るテクニックも紹介していたのでご安心を。
番組では、野菜が高くて手がでない……、そんなときに知っておくとよい知恵として4つのアイディアが紹介されていました。大事なのは次の4つ。
ジャガイモ、玉ねぎ、ピーマン、キノコなどを上手に使う
コンビニはメーカーや農家と年間契約をしているため値段が変わらない
卸売りを通さないため、新鮮な野菜が安く手にはいる
具体的な方法は、All Aboutの節約アドバイザー矢野きくのさんがアドバイスしてくれていました。役立つアイディアが満載なので、この後詳しく説明したいと思います。
節約アドバイザー矢野きくのさんによれば、賢く買い物するには次の五箇条を心がけるとよいそうです。
おすすめの理由は、収穫後にすぐ冷凍するため1年中値段が変わらない。安売りデーを実施している店も多いので、安く手に入る。下処理してあるものもあって調理が簡単など。
なぜトマト缶なのか?と言えば、生のトマトを買うより安価なのに、生のトマトが6~8個分入っていて、しかも旨み成分であるグルタミン酸も2〜3倍。
切り干し大根は1袋40gで約大根1本分。ぶり大根にしたり、水で戻してサラダにしても美味。今はほうれん草やにんじん、小松菜などのフリーズドライパックもあるので、上手に活用を。
節約食材の代表であるもやしも、頼れる存在。安いけれど、傷みやすくて保存がきかないというイメージのもやしは、冷凍してしまうのがポイント。凍らせることで細胞が壊れ、旨みが出てくるのだとか。
クックパッドでも話題のカット野菜。こちらも矢野さんおすすめの食材。メーカーと年間契約しているので値段に変動はないし、下処理もしてあるので料理もラクラク。節約と時短のどちらにも役立つ優れものなんですね。
ただ、カット野菜って生で食べるイメージが強くて、他に使えなさそうと思った方もいらっしゃると思いますが、実はそんなことないんです。番組では、カット野菜をフライパンに入れ、豚バラ肉をのせ、手でちぎった梅干しを入れて蒸すという簡単料理が紹介されていましたよ。
いかがでしたか?今ご紹介した知恵やレシピを参考に、このピンチを乗り切りたいですね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。