日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
数ある定番メニューの中でも、群を抜いて人気のあるハンバーグ。特に肉汁がジュワーっとあふれ出すハンバーグは最高ですよね。お店で食べているような肉汁たっぷりのハンバーグが家でも作れる裏ワザをご紹介しますよ。
2月27日放映「はなまるマーケット」(TBS系)は「ハンバーグ」の特集でした。番組スタートから17年間の間に「ハンバーグ」が取り上げられた回数は、なんと18回! 19回目にあたる今回は、2014年版究極の絶品ハンバーグレシピの登場です。とっておきの裏ワザを教えてくれたのは、“一度は食べてみたい有名店ハンバーグランキング1位”に輝いた東京・五反田にある名店「ミート矢澤」の総料理長である福島さん。どんなテクニックなのか?これからご紹介しましょう。
みじん切りにした玉ねぎをバターでいため、よく冷ましておきます。生パン粉に牛乳を入れてよくなじませ、卵とあら熱をとった玉ねぎ、塩コショウ、ナツメグをいれてよく混ぜる。しっかりムラなく混ぜておくことが大切。
ミート矢澤流のハンバーグに使うのは、牛のひき肉。これにスーパーなどでも無料で配られている牛脂を切っていれます。分量としては、牛ひき肉100gに対して牛脂8gがベストバランス。実はこの後に驚きのテクニックが。牛脂を入れたひき肉に入れたのは、なんと氷!さらに先ほど作ったつなぎを加えてよくこねます。お肉がピンク色になったら氷が解けたサイン。空気をよく抜いてハンバーグの形にします。
油を引いたフライパンにハンバーグを入れ、まずは強火で両面を焦げ付くぐらいに焼くのも重要ポイント。お店では、このあとスチームコンべクションという機械に焦げ目のついたハンバーグを入れて蒸らすらしいのですが、家にはそんな機械はありません。そこで福島さんが考え出したのが、フタをして蒸し焼きにするというテクニック。
これによって成形のときに混ぜておいた氷がいきてくるんだとか。蒸らすことで肉の中に含まれていた水分が蒸発し、それによって肉の表面が押し上げらてふわふわ!中には肉汁がたっぷりというまるでお店で食べるようなハンバーグに仕上がるというわけ。
簡単にまとめるとポイントは以下の4つ
①つなぎはしっかりムラなく混ぜておく
②牛脂を入れる
③氷を入れる
④強火で焦げ目がつくぐらいに焼いたら、フタをして蒸し焼きにする
いかがですか?こんなテクニックだったら難しくないし、おうちでも作れそうな気がしますよね。なんとクックパッドでもこの氷のテクニックを使って、ふわふわのハンバーグを作っていらっしゃる方がいましたよ。こちらはタネに混ぜ合わせるのでなく、焼いているときに真ん中に乗せるという、今ご紹介した方法以上に簡単なもの。他にもハンバーグの中に意外なものを入れるユニークなテクが。
定番のハンバーグも、今ご紹介した裏ワザを使えばお店で食べるような絶品レシピに大変身!早速作って、家族や彼を驚かせてみては? (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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