豆腐の表面をカリッと揚げた香ばしい「厚揚げ」。クックパッドには厚揚げを使ったレシピがたくさん。みんな大好きな厚揚げですが、毎回同じような料理法になっていませんか?いつも焼くだけ・煮るだけという方も、厚揚げ使わないなあなんて方も必見!今回の豆腐百珍シリーズでは、豆腐の一種「厚揚げ」レシピをご紹介します。
厚揚げとは、「生揚げ」とも呼ばれる、豆腐を油で揚げた食材のこと。豆腐同様、クックパッドでは大人気で、レシピも10,488品(2014.2.27時点)投稿されています。
そんな厚揚げ、ただ煮たり焼いたりするだけで、あまりレパートリーが広がらない方も多いのではないでしょうか?実は、厚揚げはアレンジしやすい食材。厚揚げをもっと使いこなしていきましょう!
豆腐と比較したときの、厚揚げのメリットを考えると…
・水切りの必要がない
・崩れにくい
・周りの部分が味・食感のアクセントになる
などが挙げられます。油で揚げているので豆腐よりもカロリーは高くなりますが、その分、ボリューム感がアップ。調理が楽でボリュームがあるということは、メインおかずとしてフル活用しない手はないですよね♪
そんな厚揚げの特徴を活かしたおすすめの調理法を紹介します。
厚揚げは豆腐よりもしっかりとしているので煮崩れしにくいので煮物にぴったり。外側の部分が味を吸収するので、煮物でもしっかりおかずになります。
フライパンで焼くことで、厚揚げ表面の衣がパリッと香ばしくなります。焼きながら味付けをしてもいいですし、素焼きしてあとから生姜醤油や大根おろしをかけて食べたりと、簡単にアレンジが広がります。
すでに火の通っている豆腐なので、トースターでちょっと加熱するだけで簡単な一品が完成します。チーズを乗せてトロッとさせたり、パン粉をかけてサクサク食感を楽しめます。
厚揚げは分厚く、また周りをしっかりと揚げているため、形がくずれにくいため、切り込みを入れてチーズやひき肉などの具材を挟むことができます。
厚揚げを肉巻きにすればよりボリューミーに。水切りをする必要がないので豆腐よりも簡単に作ることができます。
簡単に厚揚げのレパートリーを広げたいなら、普段、豆腐や肉で作る料理を厚揚げで作ってみるのもおすすめです。
豆腐の一種である厚揚げなので、豆腐を厚揚げ豆腐に変えればOK。衣がある分、味がしっかり染み込むので豆腐よりご飯が進むおかずになります。
例:豆腐チャンプルー、麻婆豆腐、肉豆腐など
良質なたんぱく質である厚揚げは肉の代わりに使ってもOK。しっかりとボリュームはあるのに、肉よりもしつこくない料理に仕上がります。
例:唐揚げ、照り焼き、チキン南蛮、酢豚、生姜焼きなど
今回、ご紹介したように厚揚げは色々な料理に応用が効く食材。水切りをする時間がないときや、ボリュームを出したいときなど、豆腐とともにどんどん活用していってくださいね!
厚揚げの煮物に半熟卵をプラス。しっかり味の染みた厚揚げに、とろ〜りと黄身がぴったりです。余熱で味を染み込ませるので、火の前にいなければいけない時間が短いのもいいですね。
厚揚げの照り焼きなら、豆腐のように水切りの必要がなく、火が通っているので加熱時間が短くて済むのがポイント。厚揚げの油抜きは手間ですが、しっかりすることで油分を抑えられ、また片栗粉がまぶしすくなります。
豆腐の代わりにチャンプルーに厚揚げを使えば、水切り不要でよりボリュームのあるおかずになります。カレー味にすれば、子どもも大人もみんなのご飯が進みます。