今年の2月に東京・清澄白河でオープンし、メディア等で話題となったブルーボトルコーヒー。創業者のジェームス・フリーマン氏が、2002年に自宅のガレージで淹れたのが始まりだそう。そんな真のコーヒー好きが入れる風味が絶賛され、アメリカの店舗では4時間待ちの行列も!最近では東京・青山にも出店されました。
ニューヨーク・ブルックリンで2002年に誕生して以来、多くのファンに支持されています。オーナーが直接世界各国の農場から買い付けた、ナチュラルな製法の豆を使用。香りと深みが強い個性的な豆が多いとのこと。豆の個性を活かす淹れ方が特長で、ガツンと力強いインパクトと深み、酸味のバランスが取れた味が楽しめますよ。
豆へのこだわりはもちろんですが、他店と比べてひときわ目立つ特徴は、ホスピタリティを重視していること。店舗に訪れる客や地域との交流も大切にしています。元俳優の店主が一念発起し出店してから、独自のサービスを心がけてきた結果、店主の地元東京・仙川での出店も実現。流行に左右されない地に足の着いた心の交流を、コーヒーと共に楽しめる存在です。
香ばしい香りが漂っている店内に一歩入ると、早歩きだったことに気づき、深呼吸したくなりますよね。丁寧に淹れられる一杯には、それぞれの想いも込められています。豆の産地や淹れ方を味わいながら、風味の向こう側を覗いてみませんか?(TEXT:八幡啓司)