「にんじん」は薬膳的にも疲れ目に良かった！

日々のパソコンでの仕事やスマートフォンの操作により、慢性的に目の疲れを感じている人も多いのではないでしょうか？
目薬の使用などで、その時は疲れが癒えた気がしても繰り返す疲れ・・・。
こんな時は食事を見直してみると良いかもしれません。

「にんじんが目に良い」というのは、聞いたことがある人が多いのではないでしょうか？
実は薬膳的にも、にんじんは目の疲れや視力低下の改善に効果があるのです！
にんじんには、血を補うはたらきがあります。漢方医学でいう血（けつ）には、全身に栄養を運ぶ役割があるため、不足することで体の組織が栄養不足になり、そのことを血虚（けっきょ）と言います。
血虚になると、眼の疲れやかすむ症状が出やすくなります。

血は全身を巡っているために、血虚は体の表面の症状で判定できることが多いとされています。
爪がもろい、皮膚がかさつくなどは見た目にわかる典型的な症状です。
爪は健康のバロメーターなどという言い方をしますが、爪が割れやすい、二重爪、たて筋が強いなどの症状がある人は血虚状態にあります。
また、皮膚がかさつく、くすんだ色をしているなども血虚状態です。
その他にも、病的な白髪、脱毛、こむらがえりなどが起こることもあります。

干しぶどうにも血を補う効果があるため、にんじんと合わせてサラダにすることで疲れ目の改善効果がアップしますよ♪

簡単にできて、常備菜としてもぴったりなのでぜひお試しください♪

漢方デスクは漢方・薬膳の総合ポータルサイトで、個別のタイプに合わせた薬膳、ツボ療法、漢方薬、生活習慣の改善等の日々の生活に取り入れられる健康情報お届けします。