今日は、鰹を「町の魚」にしている、和歌山県すさみ町が制定した「かつおの日」です。すさみ町では、潜行板と呼ばれる漁具と疑似餌を使って行う「ケンケン漁」という漁法がさかんで、その方法で釣ったかつおを『すさみのケンケンかつお』というブランドとして販売しているそうです。
かつおはサバ科の回遊魚。国内の主な漁場は四国から南九州の太平洋沖で、日本海では獲れない魚です。回遊をしている生態から旬の時期は春と秋で、春に出回るものは「初がつお」と呼ばれ、脂ののりが少ない“あっさり系”の味わい。秋の「戻りがつお」は反対に脂がのっています。【魚は脂がのっている方が旨い】と言われがちですが、春のかつおはあっさりテイストでも、旨味は十分!
また、初がつおは、お腹の部分の皮が薄くて柔らかいので、「銀皮造りのお刺身」が楽しめます。“ヒカリモノ”好きの方はぜひお試しを!
俳優の駿河太郎さんは、すでにカツオを塩で食べていましたよ! お酒もすっごく進みそうですね!
日本において、お刺身の王様といえば「マグロ」。わさびと醤油をちょっと香り付けのようにつけて、上品に味わうマグロに対し、かつおはニンニクやしそ、ミョウガなど薬味をたっぷりのせて豪快に食べる!というイメージがあり、「お酒の肴にするなら、マグロよりかつお!」って方も多いのではないでしょうか? そこで、お酒がすすむ居酒屋風のかつおメニューをクックパッド内で検索!おいしい料理の代表格ともいえる3つの国のテイストを発見しましたよ♪
さあ、あなたはどの国の味に魅かれますか?1サク買って、3種類作って食べ比べるのもいいかも。この時期は人事異動の送別会、フレッシュマンの歓送会など、居酒屋にいく機会も多いシーズンなので、お店で初がつお♪もきっと楽しめることでしょう。(TEXT:大河原裕美)