今日で3月も終わり。明日から「春も本番」という気持ちになりますよね。そんな区切りの日が記念日の「山菜の日」は、3・3・1で「さんさい」と読む語呂合わせと、季節を味わう食材である山菜をもっと知ってほしいという願いを込めて作られました。四季折々の山菜がありますが、中でも春の山菜は“目覚めの季節”を応援してくれるパワーがあるんですよ!
この春のファッションは、花柄や草木などをモチーフにしたトライバル柄などが人気だとか。このニュースをご覧になっている方の中にも、イチ早くそんなトレンドを取り入れたスマートな春スタイルで、颯爽と街を歩いている方もいることでしょう。
さてファッションはカラダの外側ですが、カラダの内側もちゃんと“春のカラダ”に移行して、インナービューティーを叶えたいところ。それに協力してくれるのが「春の山菜」なんです!
その理由はというと、山菜にある苦味成分が、味が濃くこってりした食生活をして脂肪を溜め込んだ冬のカラダから、脂肪や毒素を出し、スッキリ清々しい春のカラダにしてくれるから。先月末のクックパッドニュースに、山菜効果について触れているもの(そのニュースはこちら) があるので、ぜひ参考にしてみてください。
春の山菜の代表格である「山うど」は、血圧を整えるカリウムが多く、カラダに届けたい有効成分が皮の付近に多く含まれているので、ぜひ皮も捨てずに食べてほしいところ。そこで山うどをまるごと使って、「きんぴら」「天ぷら」「和え物」を作る、完食レシピをご紹介しましょう。
山菜というと野性味あふれる姿を想像する方も多いと思いますが、フレンチレストランの肉料理のお皿に、上品に盛り付けられている「クレソン」は、意外にも春の山菜。でも、山菜特有のえぐみ(アク)があまり多くないので、水洗いするだけで生で食べられます。濃いグリーンのシックな見た目と、苦みと辛みがほんのりと混じり合う大人の風味。ただ切って盛るだけで食卓がおしゃれっぽくなる気がするのは、筆者だけではありませんよね!?ぜひ、みなさんのおうちでも“おしゃれ効果”を試してください♪
(TEXT:大河原裕美)