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九州・長崎県で卵と砂糖を使った"食べ物"といえば、すぐに長崎名物"カステラ"を想像しますが、
地元では「ミルクセーキ」を思い浮かべるのが常識とか!?
実は「長崎ミルクセーキ」とは、練乳と卵を混ぜあわせ、そこにカキ氷を加えたもの。
シャリシャリのシャーベット状になったミルクセーキをスプーンですくって食べるのが
、長崎スタイルのミルクセーキ。
"ご当地版フローズンデザート"とも言える長崎ミルクセーキは、まさに"食べ物"だったのです!
長崎ミルクセーキのルーツは、今から90年前。
まだ電気冷蔵庫がなかった時代、坂が多い長崎の暑い夏に合うメニューとして地元の喫茶店が考案したのがはじまりです。
今では夏だけでなく、オールシーズン「長崎ミルクセーキ」を楽しめる喫茶店もあるそうですよ。
「今すぐ食べたいけど、さすがに長崎まで行けない!」という人は、ぜひこちらのレシピでトライを!
初めてなのに、どこか懐かしい気分になる味です。
口の中に入れた途端にヒヤッと溶けた後、卵とミルクの風味がふんわりと口の中に広がります。
真っ赤なさくらんぼがのったレトロなスタイルが、地元では基本。どこかノスタルジックな雰囲気が漂います。
カキ氷機がなくても大丈夫!ミキサーやフードプロセッサーを使って、長崎ミルクセーキを作ることができます。
この夏はアジア発のバラエティーに富んだカキ氷が人気ですが、ご当地スイーツもお忘れなく。 "進化系カキ氷"とも言える長崎版フローズンデザートも、ぜひお楽しみください!
(TEXT:富田チヤコ)
参考資料:dancyu2015年8月号掲載記事「長崎のミルクセーキ」(プレジデント社)
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