KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回はバルト三国のひとつ、ラトビアの食卓へ!ラトビアとロシアのフュージョン料理を紹介してもらいましょう!
今回作っていただいたのは、ラトビアの伝統料理とロシアの伝統料理のフュージョン。 かつてはソ連邦の一部でもあったため、ロシアとの国境を接しているラトビア東部地方の料理は特にロシア料理の影響が見られます。
ということで、ロシア料理にも多い冷たい前菜料理と掛け合わせた今回の料理は、山羊のチーズ、ビーンズとコンビーフのサラダ、ニシンの塩漬けです!
今回は、食材を買い付けるところから、まったく飽きさせないエンターテイメントかつ栄養満点のラトビア家庭料理、何回でも体験したい素敵な食卓となりました!
光り輝くバルト海のニシン!ぷるぷるのニシン漬けを見て思わず、美味しそうと叫んでしまいました。光り物好きの筆者としては、もうたまりません。思った以上に塩味が強かったのですが、それでもありあまる芳醇なニシンの風味を楽しめました。
サワーヨーグルトで和えたニシンサラダはさっぱりしているのに、食べごたえアリ!塩気と酸味が上手く混ざり合って、絶妙の味わいでした。
そして、実は一番興味深かったのは、ラトビアのビール!世界遺産の市場の中に醸造所があり、瓶やペットボトルを持って行くと新鮮な生ビールを樽から提供してくれました。ひとくち飲んで驚いたのは、その完成度の高さ。いわゆるハニービールだったのですが、甘さと苦さが絶妙に混在して、思わずゴクゴクと飲んでしまう味。ニシンの塩漬けともぴったりのラトビア・ハニービール。できることならもう一度飲んでみたいものです。
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