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「くずもん」も「ほおるもん」もおいしくなあれ！〜「ごちそうさん」勝手に完食リポート(22)〜

2014年03月17日更新

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

昭和20年夏。ついに終戦を迎え、め以子は大阪へと戻ります。空襲の被害にあった大阪は、いまだ焼け野原で街も人も変わり果てた姿に。そんな中、め以子は、家族を待ちながら、闇市でくず野菜などを材料に「うまいもん」づくりを始めます。ひさしぶりの「ごちそうさん」本領発揮！混乱の中、め以子の奮闘が続きます。ごちそうさんリポートです。

終戦、そして混乱の中、家族を待つめ以子

次男・活男の戦死の知らせに、呆然とするめ以子。子どもを亡くした経験を持つ義姉・和枝は厳しくも温かくめ以子を見守ります。そして、迎えた終戦。和枝からもらった山ほどの食糧を持ってめ以子は大阪へ。しかし、そこは、空襲の被害がいまだ残る焼け野原。人々は飢え、め以子はだまされてあっという間に食糧を奪われてしまいます。再会した義妹・希子は心配し、和枝のもとへ帰るように説得しますが、め以子は家族を待つと決意。やがて、疎開先から追い出された室井や、源太と再会し、その助けを借りながら、闇市でくず野菜を調理して売ることを思いつきます。

ほおるもんがごちそうに！「ごちそうさん」の本領発揮！

闇市でめ以子が作ったのが食材の使わない部分や肥料を使ったアイディア料理。「馬」の肥料になる「くずいも」を揚げて「うまいもん」。捨ててしまう臓物を煮込んで「ほうるもん」。何でもおいしく料理する、め以子の「ごちそうさん」本領発揮ですね！そのおいしさはたちまち大人気に。場所代を要求するチンピラ香月にも一目おかれるようになり、香月が考える「うまいもん横丁」の指導をまかされるまでになります。

め以子が作っていた揚げじゃがいもやホルモン料理。いらないものなどではなく、今ではれっきとしたごちそうです。クックパッドのレシピにもありましたよ。

揚げたてに甘辛だれをからめて

コロコロ新じゃがの揚げ煮っころがし by Hoink

新じゃが、＊しょうゆ、＊みりん、＊砂糖、＊ほんだし、＊水、サラダ油（揚げ用）

ピリ辛みそ味で絶品鍋に

奮闘するめ以子のもとに、空襲で焼けてしまったぬか床が悠太郎の元同僚・藤井の手によって戻ります。そして、長男・泰介も復員し、義母・静も戻ってきます。さらに、東京の家族も、疎開先の長女・ふ久の家族も無事とわかり、喜ぶめ以子。別れた家族との再会が続き、戦争が終わったことを実感する日々。でも、相変わらずの食糧難がまだまだめ以子たちを苦しめます。

第24週は「チョッコレイトな開戦」。め以子がついにアメリカ兵と対峙します。そして、悠太郎、活男は戻るのか。残り少なくなった「ごちそうさん」。大注目です！（TEXT:田久晶子）

ごちそうさん　第23週のあらすじ

昭和20年。戦争はついに終わり、待ちきれずに大阪に戻るめ以子。空襲の被害が残る大阪で、家族を待つことを決意します。やがて、源太らの助けを借り、闇市でくず野菜をもとに料理を作り、売ることを思いつきます。め以子の料理はここでも大評判。チンピラ・香月に場所代をとられたり、理不尽な思いもしますが、久しぶりの料理に、少しずつめ以子らしさを取り戻します。やがて、別れた家族が次々と戻り、喜ぶめ以子。そんな、ある日、闇市に警察の手入れが入ります。