最近の日本のおうちごはんブームは、ニューヨークやロサンゼルスなどアメリカの都市のブームの影響を大きく受けています。そこで、ニューヨーク在住のクックパッドニュースライターが、ニューヨーク最新食事情をお届けします!
ある日、ニューヨーク在住の筆者のところへ、クックパッドニュース編集長から、とある指令が。
編集長:「ニューヨーカーのわさび事情を調査せよ。」
「むむっ!わさびと言えば、お寿司に、わさびマヨネーズに…えーっと…???」ということで、さっそく調査開始!
まず、「わさび」は英語でも、そのまま「Wasabi」で通じます。ニューヨーカーにも「わさび」が浸透しているのは、言わずもがな、和食の代名詞「お寿司」人気の影響から。ニューヨークでは、お寿司はラーメンと並び、最も人気のある外国料理と言われています。市内には、手軽なテイクアウトのお店から、日本人寿司シェフによる、カウンターのある本格的なお店まで、数えきれない程の寿司店が。最近では、家でお寿司を作るニューヨーカーもいるようで、市内で寿司ネタが手に入る日系スーパーでは、ネタについて、店員さんに熱心に質問しているのを見かけました。 わさびは、日系スーパーの他、アメリカ系スーパーのアジア食材コーナーでも、普通に買うことができます。
調査をしている中で耳にしたのが、「お寿司以外に、わさびの使い道がわからない。」ということ。日本だと、ドレッシングに使ったり、和え物に使ったり、いろいろ活用している人も多いはず。 では、ニューヨークはというと、ある意外な組み合わせが、レストランでも、一般家庭でも、密かな人気となっているという事実が!
それは・・・「マッシュドポテト」×「わさび」
マッシュドポテトは、お肉や魚料理の付け合わせとして、アメリカでは欠かせないものです。そこに「わさび」を加えることで、爽やかさをプラスしているんですね。市内で行列のできるフライドポテト専門店でも、選べるディップソースの中に「わさびマヨネーズ」が。「ポテト×わさび」は、正に「黄金コンビ」なのです!
クックパッドのレシピを見てみると、マッシュドポテトよりも、「ポテトサラダ+わさび」が、もはや定番化していることが判明!どちらも、ちょっぴり大人の味。まだ未体験の人は、さっそく試してみて♪
わさびの量は、お好みで調整してくださいね。すぐに試したくなる、これらのレシピ。これからは、ニューヨーカーだけじゃなく世界各国みんなの定番になるかも?!
(TEXT: 坂本由香里)