ジュワ～っとしみこむ☆ホッコリ美味しい『車ぶのすき煮』

世界各地に美味しい料理はいろいろありますが、食べて落ち着くのはやはり和食。白いご飯に味噌汁、そして味のしみた煮物があったらもう最高です。今回は、地味だけど食べたら絶対に美味しい！煮物の作り方をご紹介。おふくろの味で彼を振り向かせたい人、家族の健康に気遣う人、必見ですよ～！

4月24日放映の「あさイチ」（NHK)をご覧になった人はいらっしゃいますか？おなじみの料理コーナー「解決！ゴハン」で今回取り上げられたのは、「煮物」。「煮込んでも味がなかなかしみない」というお悩みに、料理研究家の藤野嘉子さんがとっておきのレシピを教えてくれましたよ。

煮物に味を染み込ませるのに藤野さんが使ったのが車ぶ。さっそく「車ぶ入りすき煮」の作り方をご紹介しましょう。

車ぶはたっぷりの水につけて戻し、両手ではさむようにして水気を絞り、4等分にカット。新たまねぎは1cm幅のくし形に切り、いんげんはヘタをとって半分に折りましょう。いんげんを彩りとして使いたいときは下茹でを。

フライパンにサラダ油を引いて熱し、牛切り落とし肉を入れて炒めます。半分ほど火を通したら、砂糖をプラス。最初に砂糖を入れることで、甘さがよく染み込むそうです。次にしょうゆ、酒、みりん、だし汁を加え、空いているスペースに車ぶ、玉ねぎ、いんげんをイン。材料を全部入れたらフタをして、沸くまでは強めの中火、沸いたら中火で10分間煮込みます。フタをするのは、煮汁を対流させるため。途中で上下をひっくり返し、煮汁を回しかけましょう。これで完成！粗熱をとったほうが、より味が染み込むそうですよ。

乾物ってつい買っただけで満足して、使うのを忘れてしまいがちですが、こうやって煮物に一緒にいれると味が染みて美味しさが増すんですね。フライパンで作れるところも高ポイント。クックパッドにも似たレシピがないか？探してみました。

いかがですか？煮物は難しいと思っていた人も、今回ご紹介したレシピなら簡単に味の染みた美味しい煮物が作れますよ。こんな煮物をササッと作って見せたら、気になる彼も惚れちゃうかも！家族にも喜ばれるすき煮、ぜひ作ってみてください。(TEXT:森智子)