子どもたちの健やかな成長を支える基礎として、食に関する知識と食を選択する力を養う「食育」が重要と言われています。といっても、一体何から始めたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、子どもが大好きなメニューのレシピと合わせて、クックパッドの食育絵本サービス『おりょうりえほん』から、家庭でも手軽にできる食育メソッドをお届けします。
ごはんにおかずと、栄養バランスに気遣いながら料理をしても、子どもがなかなか食べてくれないことってありますよね。いざ食べ始めても、飽きてしまったり、残してしまったりと、またひと苦労……。
そんな時、「丼もの」はやっぱり便利! 白いごはんは進まなくても、具材の味がしみた丼のごはんだと食べてくれるお子さんも多いですよね。
今回は、甘辛味でお子さんも食べやすい「親子丼」にフォーカス。基本のレシピから、レンジだけで作れるレシピ、小さなお子さんも食べやすい「ひき肉」を使ったものまで、3つのレシピをご紹介します。
手軽でつくりやすく、お子さんからも人気の親子丼。その名の通り、親子丼のレシピは親子で一緒につくるのもオススメです。
クックパッドの食育サービス『おりょうりえほん』が提供する絵本「おやこでつくろうおやこどん」では、「玉ねぎを切るのはおかあさん」「卵を割ってまぜまぜするのはわたし」など、親子で調理を分担して一緒に親子丼をつくっていく様子を描いています。
親子丼は調理工程もごくシンプルで、包丁や火を使う工程は大人、野菜を洗ったり卵を混ぜたり海苔をちぎってのせる工程は子ども、と作業が分担しやすく、しかも子どもに任せられる作業が意外と多いのが魅力。
また、卵をお鍋に流し入れた後、固まっていく過程など、お子さんがワクワクできる見どころがあるのも、一緒に料理を楽しんでもらいやすいポイントです。
料理をすることは、子どもにとってたくさんの発見があります。例えば、「卵はなんで固まるのかな?」と科学を体感したり、ご飯を丼に均等によそうために自然と算数を活用していたり。また、自分でつくると苦手なものがおいしく食べられるなんてことも!
「親子丼」で手軽に楽しく、お子さんに初めてのお料理体験をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?