日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
日本でもドーナツショップやテーマパークで人気のチュロス。発祥の地であるスペインにはチュロス専門店が町中にあり、おやつとしてだけでなく朝食としても人気です。
実は、日本のチュロスとスペインのチュロスはだいぶ別物なんです。日本で食べ慣れたチュロスをイメージしてスペインでチュロスを食べてみると、びっくりするかもしれません。今回はスペインの老舗チュロス屋さんでの実食レポートと、スペイン人作者さんの本場チュロス再現レポの二本立てでお届けします。
今回訪れたのは、スペインの首都マドリッドにある「San Gines」(サンヒネス)という老舗チョコレート屋さん。1894年創業で地元民にも観光客にも愛される大人気店です。マヨール広場など観光スポット集中エリアにあるということもあり、常にたくさんのお客さんで賑わっています。
このサンヒネスは一時日本にも進出していたようですが、残念ながら現在は撤退してしまったようです。
入り口すぐにあるカウンターで注文して、店内で着席して待ちます。レトロな雰囲気が漂う店内を見渡すと、どのお客さんも揃ってチュロスを食べていました。
と、間もなくチュロスがやってきました。
まずチュロスを単体で食べてみると、 さくっもちっとした食感。
そして、
「あれ、甘くない・・・むしろ、しょっぱい?」
ちょっぴり塩気を感じます。
続いて濃厚なチョコレートソースにディップして食べると、チュロスの塩加減と、チョコのまったりとしたコクのある甘さが絶妙にマッチ。チョコはとろみがあるので、チュロスにしっかりと絡みます。
このように、スペインでは濃厚チョコソースにディップしながら食べるのが、チュロスのスタンダードな食べ方です。日本のチュロスももちろん美味しいけれど、スペインのチュロスもまた違っておすすめですよ♪
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。