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世の中にある【言われてみればちょっと気になる“差”】に注目し、なぜその“差”が生じているかを徹底調査するバラエティ番組「この差って何ですか?」(TBS系・毎週日曜夜7時)から、知って得する料理の“差”をご紹介します!
12月13日夜7時放映「この差って何ですか?」(TBS系)2時間スペシャルでスターした衝撃の新企画「プロの料理人にリクエスト!この料理に差をつけて下さい」。皆さんご覧になりましたか?記念すべき初回のテーマが「カレーライス」!家庭料理の大定番メニューを和食のプロと中華のプロが本気で作ったらどんな一皿が完成するのか…結果は、両者想像をはるかにこえる驚きのものでした!それぞれの食文化を背負って、シェフが本気で挑んだ一皿は、どちらも絶品…とんでもないご馳走カレーが登場です!
和食のプロは、2015年のミシュランで8年連続星を獲得している、高級割烹「麻布かどわき」の店主・門脇俊哉さん。そして中華のプロは、鉄人・陳建一の右腕、「スーツァン・レストラン陳」の総料理長・菰田欣也さん。2人にはどこのスーパーにも普通に売られている市販のカレールーを使ってもらい、それぞれ渾身の一皿を作ってもらいました!
今回はそんな和食のプロ・門脇俊哉さんによる、「なすと柿の和風カレー」の作り方をご紹介したいと思います!
1.まずは玉ねぎをさいの目に切り、鍋であめ色になるまでしっかり炒めます。
2.一般的なブロック肉ではなく、牛と豚の合挽き肉を用意。これをお肉の臭みを消してうま味を引き出すために、日本酒を入れて炒めます。
3.フードプロセッサーに投入してペースト状にし、1の玉ねぎに、2のペースト状の肉をいれ、よく馴染ませます。
門脇さんいわく「これは、田楽味噌などに使われる和の技法。ナスや豆腐に塗る味噌にペースト状にした肉を隠し味として加えることでうま味と風味をプラスするのですが、今回はそれをカレーに応用します!」とのこと。果たしてどんなカレーになるのか…
4.カツオだしに醤油・みりんと混ぜ合わせ3の鍋へ。うま味たっぷりのスープにカレールーを入れていきます。カツオだしと肉ペーストの濃厚なうま味があるので、ルーは通常の半分でOKです。
ちなみに今回門脇さんが選んだのは、カツオだしとの相性を考え、マイルドな味のハウス「バーモントカレー」の中辛でした。
5.続いて取り出したのは和の食材、ナス。ナスはサイコロ状に切り、ごま油で炒めて醤油を絡め…4.の中へ。これで和の基本のルーは完成。
6.そしてプロはさらに驚きの一技!和のフルーツ「柿」を使います。柿をサイコロ状に切ったら、これまたごま油とよく絡め、トースターで軽く焼きます。
さすがにちょっとやりすぎなのでは…と心配になりますが、門脇さんいわく「柿の甘みがカレーの香辛料とベストマッチ!いいアクセントになるはずです」とのこと。 お好みで、白ネギなどもトースターで焼いてトッピングしても、素敵なんだそうですよ!
7.最後のポイントは麦ご飯。サラッとした口当たりの麦ご飯にカレーを盛り付け、柿と白ネギをトッピングしたら…和食のプロ、門脇俊哉の「差」がつくカレー、「なすと柿の和風カレー」が出来上がり!
カツオだしとお肉のうま味がたっぷり…番組出演者の加藤浩次さんたちも「優しいカレー!どれだけ食べても全然飽きない!」と大絶賛、大興奮の一皿になりました。柿のトッピングが目にも鮮やかなご馳走カレー。ご家庭でもぜひ一度挑戦してみてください。
「この差って何ですか?」(TBS系・毎週日曜夜7時)
世の中にある【言われてみればちょっと気になる“差”】に注目し、なぜその“差”が生じているかを徹底調査するバラエティ番組。
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