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”おひたし”を作ったことがありますか?
調理はシンプルな茹でる・絞る・浸すの3ステップですが、それぞれに大切なポイントがあります。
そこさえ押さえればどんどん美味しくなり、献立の強い味方になるので、ぜひ作り方をマスターしましょう。
【1】茹でる
根元まで開き汚れを洗い落としたほうれん草を、塩を加えたお湯に茎から入れて30秒ほど茹でます。
【2】冷やして絞る
氷水で一気に冷やし、すぐに取り出して絞ります。巻き簾で巻いた上から絞ると、均一な力で絞れてオススメです。
【3】浸す
4cm幅くらいに切り、浸し地に漬けて冷蔵庫へ。3時間以上寝かすと味が染みてさらに美味しくなります。
【4】盛り付け
浸し地から取り出してお皿に盛り、かつお節や海苔をのせて完成!
塩を入れると、変色を防ぎアクも取れるからです。お湯の量は具材の5倍が目安。塩の分量は、1Lに対して15gです。
ひねったり強く握ると繊維が壊れ、しんなりしてしまいます。巻き簾がない場合は、キッチンペーパーで包んでも好い加減に絞れます。
編集スタッフが作ってみた感想
小鉢を抱え込んで食べたくなるくらいに美味しいおひたしでした。浸し地の味が絶妙で、飽きがこない仕上がりです。
ほうれん草を輪ゴムで留めて茹でるので、束を揃えて絞りやすくなりますが、茹でる間に汚れが落ちにくくなるので、根元はしっかりと洗っておきましょう。(調理時間:30分)
今まで、これほど丁寧に野菜を洗ったり、茹でたりしたことがなかったので、改めて和食の繊細さを思い知りました。それと同時に、食べた時の美味しさは格別で、誇らしい気持ちになりました。
基本の作り方をマスターすると、次はどの野菜でおひたしを作ろうかなとワクワクしてきますよ。
文:藤池瞳 写真:北村文乃
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