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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
7月27日放映の「あさイチ」(NHK)をご覧になった人はいらっしゃいますか?今日から3日間は、「あさイチin東北」。岩手、宮城、福島の3県から生放送する夏休み企画です。第1回目の今回は、岩手県の陸前高田市からお届け♪どんなグルメやレシピが飛び出すのか?さっそくチェックしてみて。
陸前高田市の夏は、美味しい物でいっぱい。プリプリのホタテや濃厚な味わいウニなど、海の幸がたっぷり味わえるんです。そんな豊富な食材の中でも、注目株なのが陸前高田市でしか味わえない「幻の貝」。ホタテの甘みとアサリのうまみ」をあわせ持つと言われる「イシカゲ貝」こと、「エゾイシカゲガイ」です。栄養価もスゴイ!タウリン、グリシン、アルギニンなど、疲労効果に役立つ栄養がいっぱい。震災の翌年から養殖を再開し、水揚げできるようになるまで3年もかかったと言われるイシカゲ貝ですが、今では特産品として、街を盛り立ててくれているそうです。
番組では、そんな「イシカゲ貝」を使った絶品レシピ「イシカゲ貝の炊き込みご飯」を紹介。教えてくれたのは、NHKの朝ドラ「あまちゃん」で料理指導をしていた西澤辰男さん。とっておきのレシピを、リポートしますよ。
まずはイシカゲ貝を開けていきます。テーブルナイフなどで貝の中身を取り出し、肝を取り、足とヒモをはがして半分にカット。
次はウリです。真ん中に筒抜きで穴をあけ、下を少し残すようにして斜めにカットし、塩と昆布を入れた水に1時間つけ、半日ぐらい干します。そんな時間がないという人は、ひと口大にカットし、塩と昆布入りの水につけて絞ればOK。
炊飯器に研いだ米を入れ、塩を溶かした水、酒、千切りにしたしょうが、イシカゲ貝のヒモ、昆布を入れてスイッチオン。水加減はやや少なめがグッド。
ご飯を炊くあいだに、身のほうを調理しますよ。フライパンにバターを入れて溶かし、そこに貝を開けたときにでる汁とお酒をイン。さらに貝の身としょうゆを入れて、サッと煮ます。これを炊き立てのご飯に、先ほど作ったウリ、ミョウガと一緒に加えて、ザックリかき混ぜます。最後に身を煮た時に残った煮汁をプラス。器に盛り付け、海苔をトッピングしたら出来上がりですよ。
イシカゲ貝のうま味がたっぷり染み込んだ炊き込みご飯は最高!レア感を残した身も、プリプリして絶品!「超ウメ―」と大絶賛のいのっちと一緒に試食した、地元の高校生のみなさんも「こういう食べ方もいい」「美味しい」とパクパク!
さすが幻の貝!残念ながら、イシカゲ貝を使ったレシピはまだクックパッドには投稿されていなかったのですが、ホタテとアサリに似た味わいということで、その2つを使ったレシピを探してみましたよ。
いかがですか?幻の貝を求めて陸前高田市を訪れるもよし、似た食材で気分だけでも味わうもよし。ぜひ絶品の味わいを堪能してみてください。(TEXT:森智子)
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