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秋田県の郷土料理・きりたんぽ。実はご飯があれば、おうちでも簡単に作ることができるんです。焼いて食べるもよし、鍋に入れて食べるもよし。今年の冬は、きりたんぽをぜひ自宅でご堪能ください!!
槍の稽古に使う「短穂槍(たんぽやり)」に似ていたことからその名が付いたいう「きりたんぽ」。秋田杉のきこりがご飯の腐敗を防ぐための保存食として考え出した説、戦国武士が兵糧食して考え出した説など、発祥には諸説あるそう。
伝統的な作り方は、米にもち米を少々混ぜ、すり鉢で米粒が半分程度潰れるくらいまでにつき、串にちくわのように巻き付けて囲炉裏の火で表面がこんがりときつね色になるまで焼いて作ります。きりたんぽ鍋はもちろん、味噌を付けて焼いて田楽にするのもお馴染みだとか。自宅でも炊飯ジャーの残りご飯を使って、簡単に作ることができるんですよ。
“焼き”を存分に楽しんだら、最後は“鍋”ですね。醤油ベースのだし汁に鶏肉・きのこ・ごぼう・ネギ・セリなどの具材を入れた定番のものから、アレンジまでご紹介します。
いかがでしたか?さっそくきりたんぽを自宅で心行くまで味わってみてくださいね~。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『たべもの起源事典』(東京堂出版)
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