一番、聞き慣れた言葉かと思いますがこれで十分でもあります。宗派問わず、まずはこの言葉を述べましょう。この言葉にご遺族をいたわるひと言ふた言を添えてお悔やみを述べるのが一番スマートな形です。 声のトーンは抑え、語尾をさらに弱めて伝えるとよいでしょう。
添える言葉の例文として以下のようなものがあります。
「突然のことで未だ信じることができません。言葉も見つかりません」
「何かお手伝いすることがあれば言ってください」
「心よりご冥福をお祈りいたします」
「どうかお気持ちをしっかりとお持ちになって下さい」
「お気持ちをお察しいたします」など。
この言葉も聞き慣れた言葉のひとつでありますが、正式には宗派によって表現が異なってきます。
仏式のお葬式のみで使います。ただし、浄土真宗では教えの違いから「ご冥福」は使用しません。「謹んで哀悼の意を表します」が相応しいでしょうか。 他にも成仏、合掌、供養なども仏教用語となります。
神道でのお葬式で使用するお悔やみの言葉です。
キリスト教のお葬式で使用するお悔やみの言葉です。
お悔やみを述べる際で最も大切なことは、ご遺族の気持ちを大切にすることです。逝去の原因(死因)を聞き出そうとしたり、闘病生活や生活状況などを根掘り葉掘り探ることはマナー違反です。また、お悔やみの挨拶の言葉は少なく済ませることが大切です。
新潟県生まれ。1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度)。大学在学中からマスコミ関係で働くも、火葬場を見学したことを機に20代後半に葬祭業界へ転職。以後、「葬儀は人と人との信頼が商品である」を信条とし、将来の人材育成に力を注いでいる。
駿台グループの教育精神「愛情教育」をベースに、観光業界に必要なマインド&スキルを備えた人材を育成。就職のためではなくワンランク上の、就職してからも役立つ力をつける。それがスンダイの目標です。教員は業界の第一線で活躍中のエキスパート。仕事現場の視点からの授業は迫力が十分。基礎力から専門知識・専門技術まで「本物の実力」を身に付けられるスンダイ独自の授業です。 駿台トラベル&ホテル専門学校HPはこちら