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【X(旧Twitter)でバズったごはん Vol.101】市販品などを上手に使い、簡単にササッと作れるおいしいレシピが日々投稿されているX(旧Twitter)。その中から、特に話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。
X(旧Twitter)でバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第101回目に注目したのは、ぼく・イラストレシピさんがツイートした「ぺちゃんこガリガリクロワッサン」です。
ザックザクでバリバリ食感のクロワッサンのレシピのツイートが、たくさんのいいねを集めて話題になりました。では、ツイート主のぼく・イラストレシピさんに詳細を伺ってみます!
余ったクロワッサンでおやつを作ったら、子供達が気に入ってしまい、これを作る為にクロワッサンを買うようになってしまった…
— ぼく・イラストレシピ November 27, 2023
材料は、クロワッサン、砂糖、バターだけ‼️
勇気を持ってギュ〜ッと潰しながら焼けば、バリバリ弾ける食感が楽しい✨ pic.twitter.com/UvngZLP7FP
−−「ぺちゃんこガリガリクロワッサン」のレシピを思いついたきっかけは?
ぼく・イラストレシピさん:以前から「食パンを使用したカリッカリ食感のラスク」「パイ生地を使用したラスク」「パイ生地をキャラメルでコーティングしたもの」などを子どもたちにおやつとして出していました。小さいクロワッサンがたくさん入ったものをよく購入しますが、2日目からかなり湿気ってしまう(涙)なので、「いつも通り砂糖でカリカリして美味しくリメイクしよう」という気持ちで作りました。ちなみに、レシピの発想はクロワッサンのたい焼きから来ています。
−−実際に食べてみて、どのような味わいでしたか?
ぼく・イラストレシピさん:弾けるバリバリ食感がすごくて!クロワッサンはとてもバターが多いので風味も良く、「これは毎日たくさん食べたら身体に悪いやつだ!」とあまりのおいしさにニヤニヤしていました。
−−ガリガリに仕上げる方法など、おいしく作るためのコツを教えてください。
ぼく・イラストレシピさん:しっかり砂糖を溶かして、すべからくクロワッサンに絡めることで、冷え固まったときにガリガリになります。パンはできるだけ薄くまでつぶしたほうが噛んだときに軽い食感に仕上がるので、焼きながらも終始プレスしてください。食べるのは、完全に冷めた後で!
−−逆に、作る上で注意した方がいい点は?
ぼく・イラストレシピさん:焼き初めのうちはクロワッサンを直接持ってバター+砂糖を絡める方もいると思いますが、その際にフライパンや溶けた砂糖に触れて火傷をしないように気をつけてください。
−−「ぺちゃんこガリガリクロワッサン」のオススメのアレンジ方法は?
ぼく・イラストレシピさん:結構甘いので、ほんのり抹茶パウダーを振るのが好きです。韓国で今人気のスイーツにも「クルンジ」というパリパリ薄型クロワッサンがあるのですが、「クルンジ」を提供しているカフェでは上にアイスを乗せたり、クルンジ+アイス+クルンジでサンドしたりすることもあるみたいです。
−−「ぺちゃんこガリガリクロワッサン」の投稿にはたくさんのいいねが付きました。バズったことで反響はありましたか?
ぼく・イラストレシピさん:普段から家で作っているものだったので、我が家の中では特に変わったことはありませんでしたが、レシピを投稿した直前か直後にTVで韓国スイーツの「クルンジ」が取り上げられたそうで、そこで大きく盛り上がったように感じます。
−−今後作ってみたい料理の構想などはありますか?
ぼく・イラストレシピさん:これからバレンタインの季節なので、日々チョコレートと戦っています(笑)。10年前から「オーブン不使用で作れる焼き菓子」などをSNSにアップしているので、今年もそのルールで新作バレンタインレシピをアップしていけたらなと思います。
バリバリ食感とバターの風味が最高の「ぺちゃんこガリガリクロワッサン」。パンをできるだけ薄くつぶすことがおいしくなるポイントのようなので、作る際にはしっかりとプレスするようにしてくださいね。
(TEXT:山田周平)
ぼく・イラストレシピさん
スイーツやおかずなどのさまざまなオリジナルレシピをおいしそうなイラストとともに紹介している。第1回レシピ本大賞で準大賞を受賞した『ぼくのおやつ』をはじめとして、現在までに12冊のレシピ本を発売中!