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24kgやせたダイエッターさんの毎日ダイエット 〜栄養素による消費エネルギー量の違い〜

1年半で24kgのダイエットに成功した、ダイエットカウンセラー大西ひとみです。ダイエット中の食事、どんなところに気をつけていますか?食べる物の種類、食べる量や回数、食べる時間…色々着眼点がありますね。何を食べるかを意識するだけで、体内の消費エネルギー量がアップするってご存知でしょうか?

どの栄養素を摂取するかで消費エネルギー量が変わる

食事した後に体が熱いなと思ったことありませんか?このとき胃や腸では食べた物を消化しています。食べた食事を消化する時に、胃や腸を動かすエネルギーを消費しているのです。この現象をTEF(Thermic Effect of Food)、直訳すると「食べ物による熱効果」です。 この時何の栄養素を多く摂取するかで、同じカロリーの物を食べても、無意識に消費されるエネルギー量が変わるのです。
では、具体的に栄養素別に摂取後の消費エネルギーを比べてみましょう。

  • 「炭水化物、脂質」を単独で摂取した場合:約5%
  • 「タンパク質」を単独で摂取した場合:約25%

ですが現実的に考えると、栄養素1種類だけを食べる事は難しいですよね。実際には、1食の総摂取カロリーのうち4〜10%が、消費されるエネルギーと言われています。タンパク質の多い食事を摂った方が消費エネルギーが高くなるので、意識してみてください。

食後20〜30分の間に運動すると消費エネルギーがアップ!

一般的に、食後すぐ運動をするのは身体によくないと言われています。水泳やランニングなど、体全体を動かす有酸素運動は、胃が消化するのに必要な血液を妨げ、腹痛になったり、気分が悪くなったりするケースがあるからです。ところが、筋トレのような身体を部分的に動かす運動については、食後20〜30分の間に運動する方がTEF(食べ物による熱効果)は2倍に上がると考えられています。つまり、ダイエット中は食後に筋トレをすると良いといえますね。

いかがでしたでしょうか。食事量を減らすこともダイエットを成功させるために大切な事かもしれません。でも、何を食べるかを意識するだけで消費されるエネルギーがアップするという事もぜひ覚えておいてくださいね。

※この記事は「NESTA Certified Fitness Nutritionist」および「Bray,1974」を参考にしています。

著者

大西ひとみ (パーソナルトレーナー/ダイエットカウンセラー)

過去にストレスで78キロまで太り、1年半でマイナス24キロのダイエット成功経験の持ち主。アメリカでパーソナルトレーナーとして9年間活動し。帰国後、ダイエットに関する様々な著書を執筆。その他、雑誌、ラジオ、テレビ、インターネット講演会などの様々なメディアでダイエット指導者として活動を行う。傍ら、ダイエット食品をはじめとする商品開発にも携わり、近年はパティシエの専門学校を卒業し、ダイエットをしながら太らない美味しいスイーツを提案している。 公式サイトはこちら

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