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おでんにうどん。昨年あたりからコンビニで見かけるこのサービス。なるほど〜、とは思いつつ、まさかこんなに好きになってしまう日がくるなんて♪今日からまねしたくなる「おどん」の魅力をご紹介します!
毎年、秋の気配とともにはじまるコンビニのおでん。寒い日の帰り道、コンビニのレジ横でグツグツと煮えているおでんを見ると、つい、「あ、大根とちくわと」と買いたくなってしまいますよね。このおでんに、昨年あたりから加わったのが「おでんにうどん入れます」というサービス。確かにおでんだけだとお酒のおつまみだけど、うどんが入ると主食になります。「なるほど〜おでんの〆にはうどんなのかあ」と感心していたそんなある日。発見したのがこの記事。
「Daily PortalZ」のこの記事によれば、おでんにうどんを入れる「おどん」なる料理があり、しかも、それをB級グルメにしている街があるとか!
「おでんアレンジ」といえば、クックパッド!「Daily PortalZ」に負けてはならじ、と「おどん」を求めて、島根県・松江市まで飛んできました!
山陰の城下町、島根県・松江市。中央には松江城を構え、宍道湖に面した趣き深い水の都です。お城を囲むお堀を巡る、堀川遊覧船もあったりして。
と、観光案内している場合じゃなかった!今回のミッションは「おどん」です!調べてみると、松江はおでんの街。人口に対してのおでん屋さんの数が日本でもトップクラスなのだそうです。松江おでんの特徴は島根の魚でもある「あご(飛び魚)」のだし。「あごが外れるほどおいしい」ことから「あご」と呼ぶようになったと言われるだしがベースとは。おどんへの期待はますます高まります。
おどんを扱っているお店は、居酒屋やバーを中心に数店舗。今回は松江駅のすぐそばにある「炭火串焼 夢路 駅南店」に行ってきました!おじゃましたのは午後8時。名物・炭火焼きや日本海の旬の魚がそろう店内はなかなかのにぎわい。炭火のおいしそうなにおいに気をひかれつつ、初志貫徹!「おどんをください!」とオーダー。「おどんを食べたら、炭火焼きも食べちゃおうかなあ」と思っていました。そう、そのときまでは…。
「お待たせしました。おどんです」という言葉とともに、遂に登場「おどん」!
お、ど〜ん!という効果音がふさわしい(失礼!)、このボリューム!!「おでんの〆に」なんて言葉はどこへやら。どんぶりの大きさと、ゴロゴロのったおでんだねの迫力にしばし圧倒されます。感動しながらまずは一口。
かつおだしとは違う、ほんのり甘みを感じるあごだしに、つるつるのうどん。少し細めのうどんに、だしがたっぷりしみて、いやあ、本当においしいんです!「松江おでん」の焼き印付きのさつま揚げや、大きな大根、そして、香りよい岩のり。 「おいしい〜」を繰り返しながら完食!ごちそうさまでした!あったかいし、おいしいし、お腹も大満足!〆なんて思っていてごめんなさい!これは立派なメインです!期待以上のおいしさに、幸せな気分です♪
「おでんにうどんはこれからは常識にしよう!」と心に誓いながら松江を後に東京へ。そして、改めてクックパッドを見てみると、「おでんにうどん」というキーワードで71件がヒット!(2013.12.4時点) 巾着に入れたり、そのまま入れたり、翌日リメイクに使ったり。みなさん、さすがです!だしがしみればしみるほどおいしくなるから、ほかのおでんだねといっしょに煮込むのが正解かも♪「おでんにうどん」これからの新常識にすることをここに宣言いたします!(TEXT:田久晶子)
住所/島根県松江市1−73 アークホテル1F
Tel/0852-31-9555
営業時間/17:00〜翌2:30(LO.2:00 )
休日/日曜日(日曜祝日の場合月曜定休日)
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