日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
夏場は食材が傷みやすい時期。うまく保存＆活用しないと、せっかくのおいしい食材がムダになってしまいます。 そこで、今回は現在発売中の「クックパッドmagazine!」から、夏の生鮮食材を美味しく食べるための冷凍保存法をご紹介！ 通常、冬場は常温で保存するトマトですが、冷凍保存する場合のポイントとは？
フードスタイリストのしらいしやすこさんが、冷凍保存のポイントと冷凍した食材をおいしく食べるためのコツを伝授してくださいました。
●厚みを均一にする
食材を切るときに厚みをバラバラにしてしまうと、解凍するときにムラが起こりやすくなります。保存袋に入れるときも、デコボコにならないように注意しましょう。
●できるだけ空気を抜く
ジッパーつき保存バッグに空気が入ったまま冷凍すると、食材が傷みやすくなるだけでなく霜の原因にもなります。食材を保存バッグに入れてストローを差し込み、空気を吸い出してからファスナーを閉じるようにしましょう。
●小分けにする
多くの量を丸ごと冷凍してしまうと、使うたびに解凍と冷凍を繰り返すことになり、食材が劣化しやすくなります。小分けにすることで最後までおいしくいただくことができます。
★保存期間は３～４週間
＜作り方＞
１．トマトは洗って水気を取り、ジッパーつきの保存バッグに入れて冷凍庫で保存。
★保存期間は５日間（冷凍すれば３～４週間）
＜材料＞（作りやすい分量）
トマト …8個
にんにく …１かけ
オリーブオイル …大さじ２
塩 …小さじ1/2
＜作り方＞
１．トマトはへたを取って湯むきし、ざく切りにする。
２．にんにくはみじん切りにする。
３．鍋にオリーブオイル、2を入れて弱火にかける。香りが出るまで炒めたあと1を加える。
４．トマトを木べらでつぶすようにして混ぜ、煮立ったら塩を加えて弱火で20分ほど煮込む。煮沸消毒した容器に入れて冷蔵庫で保存する。
食材は冷凍すると組織が壊れるため、生の状態に比べると少し食感が変わってきます。そのため、冷凍保存後は生の食感を生かしたサラダなどの料理よりも、漬け込みや加熱調理に向いています。
「クックパッドmagazine!」では、今回紹介したトマトソースを使ったアレンジレシピも掲載しています。食材をムダなくおいしく食べきりましょう！
取材協力 : 宝島社
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