9月に入り、スーパーでも栗ご飯などの炊き込みご飯の材料をよく見かけるようになりました。 炊き込みご飯は、食材や調味料をお米と一緒に炊飯器に入れるだけで出来上がるので、手軽なうえに栄養も取りやすく、忙しい人にもぴったりのメニューですよね。
今回は、薬膳の考え方を用いて、食材の組み合わせでお悩み別の炊き込みご飯レシピをご紹介します!
気(エネルギー)を補う牛肉に、胃腸の調子を整えるしょうがやかぼすの組み合わせです。
〈作り方〉
1.玄米を洗い、洗った切り昆布と☆を入れた水に浸しておく。
2.しょうがを細切りにする。
3.1に2と牛薄切り肉を加えて炊く。
4.かぼすの皮をチーズおろし器でおろす。
5.かぼすの果肉は粗くきざんで、3に混ぜ込む。
6.5を茶碗に盛り、4をふりかける。
栗はアンチエイジングに効果があり、血を補う鶏肉や、水のバランスを整えるしょうがとの組み合わせで効果がアップします。
黒豆や昆布は、水分代謝を良くしてくれ、むくみ改善に効果があります。また、黒豆にはアンチエイジング効果もあります。
すべての材料を揃えることが難しい場合は、あるものだけでもOK!お悩みに応じて、取り入れてみてくださいね。
漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。