現在、農業に携わる人の約半数は女性です。その中でも、国と農業者をつなぐ農業委員の女性登用率は7%と非常に低いもの。そこで、女性の視点や目線を生かし、もっと地域を活性化させようという動きが高まり、各地域で様々な活動が盛んに行われています。農業を通した教育や後継者不足対策をはじめ、農業者からの相談など、農業の枠を超えた活動に期待が集まる今、女性農業委員の活動の一部を皆さんにご紹介します。
全国各地の農家の女性たちが、さまざまな場所で農業の魅力、農産物の美味しさを伝えるため活動中ですが、「全国農業新聞の献立♪のキッチン」では兵庫県篠山市の活動を紹介。上の写真は、地元特産品を持って東京で行った出張販売の様子。篠山市の農家女性たちが、丹波篠山の黒豆・山の芋・お茶の美味しさを届けました。
そのほか、米沢市では農業後継者結婚対策事業(婚活事業)として農業体験ツアーやレクリエーションなどを行ない、全国から集まる女性たちをおもてなしをしたり、下の写真は農地の売買・賃借、農地の転用について、未来の農業を担う小学生に分かりやすく紹介。
東松島市大曲保育所で地元の女性農業委員さんらによる被災地支援活動のイベントも。
農家の女性たちが活躍している様子は、全国農業新聞のキッチンのブログで詳しく紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
全国農業新聞のキッチンでは、紹介した活動の他、各地域の生産者おすすめの農産物の調理法・加工法を活用した美味しい料理が紹介されています。その中から、冬におすすめのレシピをいくつかピックアップ!
他にも各地域の農産物を使った体に優しい&美味しい料理がたくさん掲載されています。そして、スーパー等で各地の農産物に触れた際には、ご紹介した農業に携わる女性のがんばりを思い出してみてくださいね。