これまで色々な食材が身体に良いと紹介されてきました。最近ではココナッツオイルがアルツハイマーの改善&予防になるなどもテレビで放送され、話題となっていましたね。編集部が次に注目したのが「酢タマネギ」。タマネギを酢に漬けるというシンプルな方法なのですが、マキノ出版から発売している「酢タマネギでやせる!病気が治る!」によると、高血圧、糖尿病、ダイエットにまで効くとのこと。一体、どんな物なのでしょうか?
「酢タマネギでやせる!病気が治る!」の監修者の周東寛先生は15年以上、酢タマネギを愛食しているそう。自分の病院に通院する患者さんにも勧めて、高血圧や糖尿病、耳鳴り、めまいなどが改善した人が続出し、大変好評だそうです。以下が先生がまとめた酢たまねぎの12のパワーです。
なぜ、こんなにも酢タマネギは健康効果があるのでしょうか?それはタマネギの、血管内で血液が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにする効果や血圧を下げる作用、血中の余分な糖や脂質を減らす効果がある硫化アリルと、強い抗酸化作用で血管をしなやかに保ち、血圧を下げるケルセチンという成分が働いているからでした。 こうした効果を持つタマネギを、もともと血栓予防、血圧低下に効く酢に漬けることで、さらに血圧や血糖値の改善、便秘の改善、ダイエットなどにも効果があるとのことでした。
身近な食材でトライできる酢タマネギ。今すぐ作ってみたくなりますね。ここではベーシックな酢タマネギのレシピを紹介します!
〈材料〉
タマネギ…1個
塩…少々
酢…適量
ハチミツ…適量
※酢は、リンゴ酢、米酢、黒酢など醸造酢であればなんでもよい。
〈作り方〉
1、タマネギは洗って皮をむき、半分に切って薄切りにする。
2、1をさっと水にさらす。
3、2の水けを切って、塩を振りかけ、よく混ぜる。
4、3を密閉できる容器に入れ、タマネギがひたひたになるまで酢を入れる。
5、ハチミツを少量の湯で溶かし、4に加えてよく混ぜる。
6、5を密閉し、冷蔵庫で保存する。
〈食べ方と保存方法〉
・漬けて5日目くらいからが食べごろ
・タマネギを毎日適量たべるほか、漬け汁もそのまま適量飲むと良い
・冷蔵庫で1週間〜10日間は保存できる
酢タマネギは一度作って漬けておけば、そのまま食べることもできるし、料理に使ってアレンジもできます。ではどうやってアレンジできるのかレシピを紹介します!
〈材料〉
豚ロース薄切り肉…8枚(200g)
しょうゆ、コショウ…各少々
大葉…8枚
酢タマネギ…100g
薄力粉、溶き卵、パン粉…各適宜v
揚げ油…適宜
レモン、クレソン…各適宜
〈作り方〉
1、豚肉は2枚広げて長い辺が少し重なるように並べ、しょうゆ、コショウを振る。
2、大葉2枚、水けをしぼった酢タマネギ1/4量を肉の手前に置き、くるくる巻き込む。これを4本作る。
3、2に薄力粉、溶き卵、パン粉の純に衣をつけて形を整え、中温の油でキツネ色に揚げる。
4、器に盛り、レモンとクレソンを添える。
〈材料〉
トマト…小2個(180g)
塩、粗挽き黒コショウ…各少々
酢タマネギ…100g
バジル、オリーブ油…各適宜
〈作り方〉
1、トマトを1cm幅の輪切りにして器に盛り、軽く塩、コショウを振る。
2、1に酢タマネギをのせ、バジルを散らし、オリーブ油をかける。
和洋中さまざまな料理に使える酢タマネギ。これだけ食べることで効果があるのであれば食卓に取り入れてみたいですね!
「酢タマネギでやせる! 病気が治る! 」
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