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欧米のモデルやセレブの間で大流行中の「アルカリ性ダイエット」。 “アルカリブーム”は、実は100年以上前から始まっていたと言われています。 大昔から注目されていたとされる「アルカリ性」食品ですが、21世紀の「アルカリダイエット」とはどんなものなのでしょうか?国家資格を持つ管理栄養士が解説します♪
アルカリ性ダイエットは、食品を「アルカリ性」と「酸性」に分類して、毎日の食事の“70%”をアルカリ性の食品にするというダイエット法です。
また「コーヒー」「紅茶」「アルコール」やお砂糖の入った「嗜好飲料」は摂らないようにするのだそうです。
アルカリ性、酸性の食品は、体の中でどのように代謝されるかで分類し、食品を燃焼させて灰にして残った成分で測定します。
リン・硫黄・塩素などの酸性ミネラルが多ければ「酸性食品」。
ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシュウムなどのアルカリ性ミネラルが多く残れば「アルカリ性食品」と分類されます。
例えば梅干しやお酢自体はすっぱくて酸性ですが、燃やすとアルカリ性ミネラルが残ることからアルカリ性食品に分類されます。
野菜・果物・海藻・大豆があげられます。
穀類、肉、魚、卵があげられています。
1.酸性食品の多い食事は肝臓や腎臓に負担を与えると言われています。そこで、アルカリ性食品の割合を7割にすることで、ダイエット効果や体の不調の緩和が期待できます。
2.人の血液は7.45~7.35の弱アルカリ性。食事をアルカリ性にすることで、からだのpHバランスを理想的な値にするという事を目標とします。
アルカリ性食品は野菜や海藻、果物などカロリーが少ないものが多いので、アルカリ食品を70%にすれば摂取エネルギーが低くなり、一時的に体重は減ると考えられます。
ただ、一見理に適っているようですが、血液は酸性になることはありえませんし、代謝で残るミネラルは体の酸・アルカリの保持に影響を与えることはありません。基礎代謝も落ちてしまうので、長期的にみるとリバウンドしてしまう可能性も。また、ずっとアルカリ性の食品7割の生活をしていると、体を冷やし、冷え性となる可能性も高いでしょう。
流行のダイエット方にすぐに飛びつくのではなく、様々な観点から検討し、自分のからだに無理のないダイエット法を見つけみましょう。
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