日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
寒~い冬ならではのお楽しみといえば、温かい麺類や鍋などのあったかメニューですよね。12月12日放映の「秘密のケンミンSHOW」のテーマも、今の時期にふさわしい「アツアツ湯気グルメ祭り BEST10」でした。一見個性派ぞろいの「アツアツ湯気グルメ」ですが、よくよく見てみると、ある「共通点」が浮かび上がってきました。
放映のたびに、個性あふれる「ご当地グルメ」のオンパレードで楽しませてくれる「秘密のケンミンSHOW」ですが、ケンミンご自慢の「ご当地グルメ」は、どれもアッと驚く調理法や、意外な食材の組み合わせばかり。共通点を探すのは難しいことがほとんどです。
12月12日に放映された「アツアツ湯気グルメ祭り BEST10」でも、一見バラバラに見える個性豊かなメニューばかりが紹介されていました。しかし今回、奇跡的に10品中7品に、ある「共通点」を発見することができたのです!
例えば、第2位を獲得した福岡県春日市の「武蔵そば」。柚子こしょうをとじこめた豆腐を揚げ出しにして、お蕎麦の上にオン!そこにトロ~リとした餡をかけるという、見るからに美味しそうで、温まりそうなメニューです。このほかには、岐阜ケンミンの「あんかけカツ丼」、北海道芦別市の「ガタタン」というとろみのある塩味のスープ、愛知県岡崎市の名物 コーンをちりばめた餡がかかった「もろこしうどん」などが紹介されていたのですが……。
これで、もう、おわかりですよね!「アツアツ湯気グルメ」の共通点とは、とろみのある「餡(あん)」だったのです。
ここでみなさんが気になるのは「ガタタン」という料理ですよね。名前からは全く想像がつきませんが、クックパッドで検索したところ、めでたくレシピを発見!八宝菜をスープにしたようなイメージで、「団子」「ラーメン」「うどん」などの炭水化物を一緒に入れるのが特徴のようです。お肉、野菜、炭水化物が一気にとれるので、栄養のバランスもよさそうですよ。
ところで、どうして「アツアツ湯気グルメ」には「餡(あん)」がかかった料理が多いのでしょうか?確かになんとなく「とろみのあるスープは冷めにくい」という印象はありますが……。というわけで、さっそく「餡(あん)」が冷めにくい科学的な理由について調べてみました!
なるほど、なんとなくではなく、ちゃんとした理由があったんですね。
さらに、とろみづけには、一般的に使われている「片栗粉」ではなく「葛粉」を使うと、より一層、体が温まる効果が強いそうですよ。
日本各地で愛されている「餡かけメニュー」は、寒い冬に日本人が食べたい代表的な料理ということですよね。体が温まる「餡(あん)」のかかった、アツアツメニューを食べて、身体の芯からポカポカになりましょう。(TEXT:金直子)
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