日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
12月25日のNHK「あさイチ」のテーマは、おせち料理の定番「いり鶏」。鶏肉と野菜を炒めてからじっくり煮た味わいは、子供から大人まで人気。ただ、煮込んだはずなのに、鶏肉が柔らかくなるどころかパサパサになってしまった……なんて経験をした人も多いのでは? 今回はパサパサしがちな鶏肉を柔らかくするコツをリポートします。
煮物やスープなどによく入っている鶏肉。豚肉や牛肉に比べて、なぜかパサついた感じがしませんか?
牛肉や豚肉など、肉は煮込むほど柔らかくなるイメージがありますが、実は鶏肉は脂が少なく、水分たっぷり。調理されることで水分を失いやすいため、パサパサになりやすいのだそう。だからこそ美味しく食べるためには、ちょっとしたテクニックが必要なんですね。
12月25日放映のNHK「あさイチ」では、毎年100人分のおせちを作るという料理研究家の堀江ひろ子さんが「いり鶏」の鶏肉をパサパサにしない2つのポイントを紹介していました。
早速、ここでちょっとリポートしたいと思います。さすがプロのテクニック!勉強になりますよ。
普通は鶏肉と野菜を炒めて煮込むのですが、まずは砂糖や醤油など調味料の入った鍋で鶏肉だけ先に煮ます。このとき煮込みすぎないのがポイント!
野菜を炒めたらシイタケの戻し汁を加えて煮込みます。その際、鶏肉を煮た煮汁を入れるのが重要。そうすることで鶏肉の旨みが野菜にもたっぷり染み込みます。
「いり鶏」の主役・鶏肉は、なんと最後に加えるだけ! 野菜と鶏肉を別々煮ることで、どちらも柔らかく美味しく仕上がるのですね。 ちょっとした工夫ですが、これはやってみる価値がありそう。
クックパッドにも「いり鶏」のレシピがたくさん。今回は鶏肉がパサパサしないことに注目したレシピをご紹介しましょう。
クリスマスが終われば、すぐにやってくるお正月。今年はおせち料理の定番「いり鶏」にチャレンジしてみませんか? (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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