日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
秋においしいものといえば、さつまいも♪ 子どもの行事で、家族で、いも掘りにでかける機会も多いのでは? 今回は、さつまいもの産地としてしられる埼玉県・川越市の坂本農園さんに突撃取材! いも掘りの常識から、おいしいテクまで、知っておきたいベスト10をご紹介しちゃいます!
なんでもスーパーでそろう時代。ふだん食べるものがどんな風に実を結び、どんな風に収穫されるのか、知らない人も増えています。さつまいも掘りはそんな収穫体験ができる貴重な機会。子どもも大人も掘り出すことに夢中になるうちに、ふだんはなかなかできない生きた経験ができるのです。「とにかく夢中になること」。そのために、服装や道具など、準備が必要です。
1 土のにおいや感触もおいしい体験のうち!
土に触れる機会などなかなかないもの。おいしいさつまいもを育てる土は、どんな感触なのか、においはどんななのか、あたたかいのか。土に触れることからおいしい体験ははじまっています。
2 手袋は軍手よりもゴム手袋で
服装はもちろんのこと、大事なのが手袋。準備物に「軍手」と書いてある場合も多いですが、おすすめなのはゴム手袋。手袋の中に土が入ってこないので、爪などに詰まってしまうこともありません。特に、大人はゴム手袋のほうがラクチンかも。
3 スコップで見逃しがちな、奥のいもも掘り起こす!
多くの農園では、さつまいもを掘り出しやすいように株のまわりの土をやわらかくしてくれています。引き抜くことで、1つの株からいくつものさつまいもが掘り出せますが、なかには土の中に残っているものも。土中のさつまいもを発見し、掘り出すのもお楽しみ♪ スコップを使って探ってみて!
4 小さいさつまいももおいしさは同じ!
大きいほうが収穫の達成感はありますが、味は大きさには関係ありません。小さいものでも、充分においしいので、ころころさつまいもでもがっかりせずに。
5 さつまいもは土がついたまま保存が理想
収穫終了後、農園にはさつまいも用の洗い場もありますが、できれば、はたく程度にし、土がついた状態で持ち帰りたいもの。より自然に近い状態にすることで、いものおいしさが保てます。そのまま持ち帰り、食べる分だけ洗うのが理想です。
収穫の体験は、家に持ち帰り、収穫したいもを味わってこそ完結します! 自分たちで堀ったいもをおいしく食べるために、保存法や料理も要チェック!
6 さつまいもは呼吸しています。ビニール袋からはすぐに出して!
農園から袋に入れて運んできたさつまいも。そのまま放置してしまうと呼吸できずに窒息状態になってしまいます。くさってしまう原因になるので、ビニール袋から出し、新聞紙などに包んで。
7 冷蔵庫はさつまいもの大敵!
さつまいもは寒さが苦手。「保存」というとつい冷蔵庫に入れてしまいがちですが、それでは冷えすぎて真っ黒に変色してしまうことも。1つずつ新聞紙でくるんだものをダンボールなどに入れて、13〜15℃くらいの場所におきましょう。
8 長く保存するほど甘くなる!
たくさんのさつまいも。「早く消費しなきゃ!」とあせってしまいますが、心配無用。さつまいもは収穫したてよりも、保存するほど甘くなるのです。さつまいもを包む皮から水分がほどよく乾燥し、甘みが熟成されるのがポイントのよう。正しい保存場所におけば、1ヶ月くらいは楽しめます。
9 おいしい焼きいものコツ
さつまいも料理はいろいろあれど、やっぱり試してみたいのが焼きいも♪ さつまいもは低温で時間をかけて加熱することで、甘みがじわじわと増すのだそう。坂本農園さんのサイトでも、古い鍋に洗った小石を入れて40分かけて焼く方法が紹介されています。クックパッドには、オーブンを使って焼く方法も。
↓ねっとりおいしい焼きいもに♪
10 さつまいもの料理とおやつ
おやつにおかずにと使い方いろいろ楽しめるのがさつまいもの魅力です。上手に保存すれば1ヶ月持つので、慌てずにおいしくクッキング。クックパッドの投稿でも28139品のレシピ(2013.10.22時点)がヒットしました! さつまいもはアクが強く、空気にふれたら黒く変色しやすいので、切ったらすぐに水にさらすのがコツ。また、甘く煮るときにはレモン汁を入れると色もきれいに仕上がります!
↓おやつにもおかずにも♪
自分で掘ったさつまいもを味わうのはまた格別♪ 収穫体験とともに、さつまいもを存分に味わいましょう!(TEXT:田久晶子)
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。