四季が豊かな日本には、魚の旬も移り変わります。旬の魚のおいしさを子どもにもぜひ伝えていきたいですよね。親子で語る季節のお便りシリーズ、1月の魚についてぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてください。
これはタラバガニ。足は何本あるかな?
こっちはズワイガニ。
タラバガニは足が6本、ハサミが2本。ズワイガニは足が8本、ハサミが2本だよね。
本当はタラバガニにもあと2本足があるんだけど、とても小さくて甲羅の中に隠れているんだって。こんなふうに他のカニとは違うタラバガニ。じつはカニの仲間ではなく、ヤドカリの仲間なんだって。でも味は、タラバガニもズワイガニも同じようにおいしいよ!
海に住んでいるよ。
硬い甲羅とハサミを持っている。タラバガニは甲羅の大きさが20センチくらい。足を広げると1メートル50センチくらいになるんだって!
ズワイガニは甲羅の大きさは15センチくらいだよ。
ゆでたり、蒸したりして食べるよ。鍋に入れてもおいしいね。グラタンやスープに使ったりもするね。
ワカサギ釣りは冬の風物詩とも言われ、実際にやったことはなくても、本やテレビなどで目にする機会は多いのではないでしょうか。
また、冬の鍋物に欠かせないカニも、その姿は子どもの好奇心をくすぐります。
ワカサギもカニも味は淡白で子どもでも食べやすいもの。食べるだけでなく、生態や釣り方などを知ることで、魚への興味を広げてみてはいかがでしょうか。(TEXT:松崎祐子)