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節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「WEB上お金の賢い貯め方・使い方レッスン」で、貯め上手・遣い上手になりましょう。
8月も残りわずかとなりました。小学生の息子を持つ私にとって長い夏休みも終わろうとしています。夏休みになると、親としてもいろいろな体験をさせてあげたいと思うばかりについ財布の紐がゆるみがちだったのはここだけの話。
なんとか挽回せねば!と思うのは私だけではないでしょう。そこで今回は、食費を限られた予算内におさめるテクニックをご紹介します。
家族で行けばそれは買い物ついでのレジャーになってしまい、食費以上の出費も覚悟しなくてはいけません。そしてお腹が空いているとつい、お菓子や菓子パンなどに手が伸びてしまいがちです。
小さいお子さんがいて1人で買い物に行けない、買い物へ行く時間が仕事帰りでどうしてもお腹が空いているという人は、ネットスーパーの利用も候補に入れておくといいでしょう。ネットスーパーなら家にいながら在庫を確認しながら注文ができて、指定の時間帯に届けてくれるので便利です。
割安な業務用スーパーですが、1品あたりの量が多いぶんだけ価格も上がるため、1度に支払う金額が高くなりがちです。予算にゆとりがないときは、近所のスーパーのその日限りの目玉商品でやりくりをする方が出費を抑えることができます。
献立の中に、メインとなる食材を必ず1品加えるようにしましょう。そうすることで、ボリュームと満足感が得られます。魚なら旬で価格が下がっているもの、肉はその日限りの目玉商品で安売りしているものを取り入れましょう。
食材によっては代用可能なものがあります。小松菜が高ければ、チンゲンサイや空心菜を代わりに買うなど、臨機応変に。
豆腐は一度に1丁を使い切るのではなく少し残して、翌日の味噌汁に入れると無理なく使いまわせます。また、残った食材をまとめて春巻きにしたり、常備菜を卵とじにしてリメイクするといったテクニックも有効です。
食事を作る時は、冷蔵庫、冷凍室、パントリーを見ながらメニューを決めましょう。半端野菜や冷凍室の隅で眠っているお肉も見逃さずにメニューに取り入れて、在庫整理と冷蔵庫掃除も兼ねて使い切りができるようになれば、食費の予算はかなり守れるはずです。
予算内に納めるためには、食費が今いくらあるのかを正しく把握することから始まります。そして、予算の中から優先順位を考えてお買い物をします。私の場合、予算に余裕のある週に、乾物や調味料など比較的値が張るものや日持ちするものを買い置きしておくようにしています。
もしこれらの方法でも赤字になってしまう場合は、レシートチェックをするなど再度買い物の方法でムダがないか見直しをしましょう。
旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>
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