流行に流行を重ね、もはや定番の人気となったホットケーキ。
和菓子版ホットケーキと言えば!どら焼きですよね。
私はナイフとフォークを使って食べるパンケーキと
手で持って食べるどら焼きの待遇の違いにずっと引っかかっていました。
もちろんどら焼きの魅力に手軽さが大きく関わっていることは承知していますが、たまにはいつもより丁寧に召し上がってもいいのではないかと思うわけです。
そんなことを考えていた時に出会ったのが「とらや椿山」の小倉パンケーキでした。
お店は阿佐ヶ谷パールセンター商店街にあります。商店街の名前には真珠の首飾りのように結び合って繁栄していこうという思いが込められているとのこと。歩けば歩くほど好きになりそう。
中に入ってみると持ち帰りのお菓子がお出迎え。もう何を買って帰るか悩み始めます。というか、全部おっきくない??
なるほどね。クリームソーダにサンデー、ホットケーキが並ぶ和菓子店のショーケース。楽しい。
こちらは喫茶室。店名にもある椿の絵が飾られています。むしろそれ以外飾り気がないところが良し。
惜しげもなくたっぷりと乗ったあんこの下には2枚のホットケーキ。撮影用に大盛り頼んだんだっけか。きっとそう。ありがとうサービス精神(誰が頼んでもこの量が食べられます)!
崩れかけのふっくらとした豆々。あんが染み込んだ部分とそうでない部分で差をつける。きっとこれは計算し尽くされたあんかけなのだ!
贅沢に2枚重ねを一口で。和菓子店ならではのホットケーキにはどら焼きの生地と同じ原料を使っていますが、原料の量が違うため全くの別物。少し甘みがありしっとりとした生地はあんことの相性が抜群!
その上にバターが乗ったりしたら最高だな...なんて思ってたら今検討中だとか。イイね! 昔ながらのメープル+バターやバニラアイスが乗ったホットケーキもご用意。完璧です。
あんみつってその店の味が簡単にばれてしまう実は危険な食べ物だと思うんです。寒天、あんこ、豆、フルーツ、羊羹、求肥それにアイスクリームまで。どれか一つでもミスマッチだったらいけないんです。
それらすべてと黒みつが合うのだから不思議。全体に甘さは控えめな印象。昔から通うお年寄りもホットケーキ好きの若者もクリームあんみつを前にすればみんな同じ甘いもの好きさ!