アメリカの意外な場所で見つけた「スターバックス」激レア商品や裏メニューを現地レポート！

日本でもファンの多いアメリカ発のコーヒーチェーン「Starbucks」。コーヒーをはじめとするドリンクのおいしさはさることながら、シーズンごとに登場するタンブラーやマグカップなどの魅力的なグッズも絶大な人気を誇る理由の一つです。 しかし、アメリカではタンブラーやマグカップだけでなく、意外な場所でStarbucksの激レア商品が手に入ります！

それは赤い的のマークが有名なアメリカの最大級のスーパーの一つTarget（ターゲット）。日本でも大人気のStarbucksと深い関係があり、そのお店でしか買えない商品を見つけました。

シカゴで初めてのStarbucksが1987年10月にオープンし2019年にはミシガンアベニューで世界最大の規模を誇るStarbucks Reserve Roasteryが盛大に幕を開け、いまだ入店に列をなして人気を固守しています。

専門店以外にはモールやスーパーの中にライセンス契約をして出店している店舗も多いのは日本と同じでしょうか。気軽に入れるのでショッピングの合間や終わってからゆっくり楽しむ人も多く、その戦略方法にうまく乗っているのがアメリカ大手スーパーのTarget。Starbucksとライセンス契約をし、Targetの全1,956店舗（2023年12月4日時点）のうち1,700店ほど出店をしています。

2023年8月にはお店に行かなくてもTargetのアプリでドリンクなどをオーダーし、専用の駐車スペースで車に乗ったままDrive up（日本でいうドライブスルー）で注文品を受け取るシステムをスタートさせ話題になりました。

そんな話題のTargetでしか購入出来ないレアStarbucks 商品をご紹介します。それはTargetのマスコットでもあるブルテリア犬のBullseye（ブルズアイ）と呼ばれる赤い的のマークを左目にまとった犬をモチーフにした2種類のスイーツです。

Bullseye Cookieは、食べ応えのある大きなバターシュガークッキーでサクッとした食感、それを濃厚なホワイトチョコレートのアイシングがコーティングし、赤いアイシングで黒い目を丸く囲んでいます。お値段は$2.95（約440円）と円安の現在ですとちょっと高めに感じます。ショーケースに並んでいない時は、尋ねると奥から個包装になった新しい物を持って来てくれます。

もう一つのBullseye Cake Popは、＄3.75（約560円）と小ぶりなサイズなのにこちらの方が高い！シットリしたスポンジのバニラケーキを犬の形にし、ホワイトチョコレートの中にディップしてコーティングした濃厚な甘さが味わえ、深く濃いコーヒーにピッタリです。ここTargetでしか買えない可愛いレア商品を求めてやってくるファンも少なくないようです。

日本のStarbucksの福袋やノベルティー商品の豊富なラインナップはどれもかわいく、ここアメリカ・シカゴに住んでいる筆者はそれがとっても気になり買えないジレンマといつも闘っています。日本の季節ごとの限定メニューやテーマを決めてのスイーツはアメリカでは無いものばかり…といいつつも、アメリカでの限定商品やイベントなど全く無いわけではありません。

日本と比べるとささやかなイベントですが、ここ最近ですと1ヶ月間限定で毎週金曜日は店頭でグランデを購入したら好きなペイストリーとのセットが元のお値段関係なく一律$6になるお得なセット販売がありました。

私はカスタマイズしたアイスモカにチョコレートデニッシュのセットをゲット！日頃気になっていたペイストリーを試す絶好のチャンスとばかりに、夕方には選べる種類が品薄となっていました。

他には1ヶ月間限定で木曜日の午後だけ、お勧めメニューの限定品を1個買ったら1個無料になる「Buy One Get One」略して「BOGO」も開催されました。

そして最近では日本でも秋の風物詩メニューとして話題になるパンプキンスパイスラテ。2002年の発売から20年を記念して、パンプキンスパイスラテを購入したらオリジナルのタトゥーシールがもらえる一日限りのイベントが開催されました。
それと同時期パンプキンスパイスラテをモチーフにした秋物のジャケットが$295（約44,000円）で販売されるや速攻売り切れとなる大ヒットに。

そしてこれから年末にかけての商戦メニューとして11月2日からクリスマスメニューがスタート。アメリカ人の好きなペパーミントモカ、ペパーミントモカフラペチーノ、ジンジャーブレッドオートミルクチャイ、キャラメルブルレラテなどがカラフルなクリスマスデザインのカップで登場しました。

またクリスマス前には1日だけ時間限定で指定商品を購入したらリユーザブルカップが一個もらえるイベントが開催されます。イベント時は、店頭が忙しい時間でも対応が出来るように受け渡し専用コーナーが設けられ大量の無料カップが並んでいます。

かくいう私も無事に無料カップを一個ゲット出来ました！朝は早いお店で5時からオープンし、このカップのためにドライブスルーで受け取る人も。

アメリカのStarbucksでは、おもしろい裏メニューがあるのをご存じですか？犬を飼っている人が多い国ならではと言えるのがこのPup CupまたはPuppuccino（パプチーノ）と呼ばれるサービスです。

店舗によっては犬を連れて外のテラスでドリンクを楽しめるのですが、この時に自分ばかりが飲んでいて、ワンちゃんのすがるようなかわいい視線に困る事がしばしば。そんな時にこのPup Cupをオーダーすると小さいカップにタップリのホイップクリームをワンちゃん用に無料で提供してもらえます。ワンちゃんの健康に影響するような有害物は使っていないとの事ですが、過剰摂取はお勧めしないそうで判断はオーナー次第となるようです。

取材時に一緒に行ってくれたワンちゃんもこのカップを見た途端、シッポの振りがいつもよりハイスピードになり興奮しているのが分かります。Pup Cupが初めてだったようでずーっとおいしそうに舐めていました。

通常、スーパーマーケットでStarbucksの商品を見ないことがない！といっていいほど、どこのお店にも何かしらの商品が並んでいます。11月2日からは冬季限定のコーヒークリーム、シナモンやペパーミント味のコーヒーの粉にKカップ（カプセル）、そして瓶やプラスティック容器のフラペチーノなど、どれも赤やピンクのパッケージカラーが目立っています。

アメリカでは缶コーヒーの種類が少ないのでスタバの瓶、缶が売り場をほぼ独占状態です。日本ではまだ未発売の瓶スタイルの商品はフラペチーノと名前がついていて何種類かのフレーバーがあります。1本から購入できますが4本入りにすると少しお得になるようです。

そして近年発売された商品で黄色が目立つボトルは、クリーミーでトロピカルな味わいのパイナップルパッションフルーツ味のパラダイスドリンク。ピンクが可愛いボトルのピンクドリンクはストロベリーアサイー味でまろやかなイチゴミルクフレーバーです。

アメリカ土産としてStarbucks のマグカップやタンブラーを買って帰る方も多いかと思います。でも実は路面店舗だけでなく、スーパーに入っている店舗やドリンク売り場でも意外な激レアアイテムが見つかるかもしれません。アメリカに来たらお土産にもぴったりなStarbucks商品をぜひ探してみてくださいね。

TOP画像提供：Adobe Stock

※記事中の価格は取材時のものです。
※日本円の表記は1ドル=149円で計算しています。

【参考】 ※海外のサイトに遷移します
・STARBUCKS ARCHIVE
・ScrapeHero
・Target

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