先日、品川駅構内にある「バル マルシェ コダマ」のモーニングビュッフェが、ネットで大きな話題となりました。その理由は、生ハムの食べ放題をリーズナブルな価格で食べられるということらしいのです。そこで、クックパッドでも生ハムについていろいろと調べてみました。
話題のお店「バル マルシェ コダマ」では、8時~11時の間に600円という驚きの価格で生ハムやサラミなどの食肉加工品、パン、サラダ、卵料理などを食べ放題で提供しているというのです。ピーク時には店外に100人近くの行列ができていたとか。その模様は、TwitterやFacebook、多くのネットメディアでも伝えられていました。
同店は、食肉の加工・輸入・通販を専門に行う株式会社コダマのレストラン事業部。自社製造やヨーロッパ産の生ハムが安く、たくさん食べられるとあれば、近くにお住まいの人がついつい足を伸ばしてしまうのは頷けますね。また、コダマでは2月13日木曜日からこれまでギフトセット専門だったオンラインショップに、1パック単位でも買える新サービスを開始したとのことです。上質な生ハムを中心にここでしか手に入らない商品もあるそうですよ。ネットで手軽に買えるオンラインショップ、是非チェックしてみてくださいね。
生ハムは、豚のモモ肉を骨付きあるいは塊のまま、塩漬けにし熱処理せずに乾燥や燻製させた食肉加工品です。ちなみに、塊を蒸気やボイルで加工したものをハムといいます。生ハムの生産地域としては、イタリアやスペインなどの南ヨーロッパが有名。これは、生ハムを長期熟成させるのに地中海性の乾燥気候が適していることが関係しているそう。
とろけるような食感と独特の香りが特徴のイタリアの「プロシュート・ディ・パルマ」、歯ごたえとマイルドな塩味が特徴のスペインの「ハモン・セラーノ」は世界3大生ハムとされています。最後の1つは中国の「金華ハム」ですが、こちらは塩分がかなり強いのでそのまま食べるのには向かず、主に上湯(ショントン)スープの材料として使われています。
レストランやデパートの専門店に行くと、生ハムの原木(まるごと1本の後肢)を見たことがある方も多いと思います。その原木には、細かく分けると内モモ、外モモ、ランプなどの部位があり、味や食感、脂ののり具合もさまざま。購入の際にはそれぞれの違いや特徴に注目してみると、生ハムをさらに美味しく楽しむことができますよ。最近では、生ハムの原木買いもじわじわと流行ってきているようです。
皆さんは日頃、生ハムをどのように食べていますか?「そのまま食べる」「生ハムにメロン」「サラダに添える」などが一般的ですが、なかなかバリエーションが少ないのも事実だと思います。ただ、生ハムが食卓にあがれば、いつもよりリッチ感やオシャレ感も増すはず。そこでクックパッドの中から、生ハムを使ったアイデアレシピを探してみましたよ。
生ハムとアボカドの組み合わせは、クックパッドに600品を超えるレシピが投稿されるほど人気。ディップと合わせるも良し、そのまま巻いてみるのも良しです。
クックパッドの「専門家厳選レシピ 料理上手」にも登録されるレシピです。キノコの旨味とバルサミコの酸味、生ハムの塩味…実に上手く計算されています。
定番ではありますが、生ハムとチーズの相性って抜群ですよね。おつまみや前菜にも最適ですが、パスタと組み合わせるのもアリです。
いかがでしたか?是非、いろいろな食材との組み合わせでご家庭でも生ハムを使って、優雅なひとときをお楽しみくださいね。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
株式会社 コダマ ハム通販・オンラインショップ