世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。川崎に住むインド人モウスミさんの食卓へ!インドの中でも海に面している東インドの家庭料理を作っていただいたそうですよ♪
インド料理と一口に言っても、もちろん地方によって味がまったく違います。 モウスミさんの故郷であるオリッサ州は東インドに位置していて、獲れたての魚介類や野菜、ココナッツミルクを使った甘い味付けが多いのだとか。
何十種類ものスパイスが入ったスパイスボックスからは、遠いインドの香りがしました。
ドライフルーツの入ったプラオは、インドの炊き込みご飯。うまい具合においしそうにパラパラになっていました。水加減と火加減が絶妙のバランスで炊きあがっています。
ワンタッチの炊飯器でお米を炊きがちな日本人としては、鍋炊きで自由自在にお米の硬さや水分量を調節できる人を見ると、一目置いてしまいますね。
マスタードフィッシュカレーは、マスタードオイルがアクセントになる、とってもスパイシーなカレー!熱々のマスタードオイルで焼いた白身魚がカリッとして美味しいのだそう。
マスタードオイルというのは、あまり馴染みがありませんが、日本で言えばサラダ油のような家庭には必ずあるオイル。ピリッとしていて、魚介料理と相性が良いのだそうです。
オリッサ地方の食事は、メインとデザートが食卓に並ぶのが一般的で朝食はパラータやロティといったパン、ランチとディナーにお米を食べることが多いそうです。
ドライフルーツとお米の組み合わせは、このスパイシーなカレーと一緒に味わうことでより一層コンビネーションが引き立ちます。 料理は、素材たちの見事なハーモニーによって、完成されることがよくわかりますね。ひとくち食べると、もう止まらない。口へ運ぶ、運ぶ。ちょうどよい辛さが更に食欲を刺激するのです。 大きな鍋でたっぷり作ったカレーを皆で分け合うのも、まさにKitchHikeらしい感じがします。あれ?実はインド料理って、KitchHike向き?
最後に楽しんだのは、揚げナスの浮かんだスパイシーなヨーグルト。 これは予想外の展開!既視感のない料理を見ると、海外に来たぞ!という気分になれますね。食後にピッタリとした爽やかな後味。
モウスミさんの食卓を実際にたずねてみて、試してみてくださいね! インド料理と聞くと、汗が止まらないほど刺激的なスパイスを想像しますが、モウスミさんの家庭料理は日本人のおなかにも優しいお味♪ 異国情緒あふれる大満足のKitchHike体験となりました。おすすめです!
スパイシーなカレーばかり思い浮かびがちなインド料理ですが、今回モウスミさんに頂いた東インド料理は、全体で非常にバランスの取れた”コース料理”といった印象!まずはマスタードフィッシュカレー。
白身魚とピリっとしたマスタードの辛みがヤミツキになります。単品で食べても美味しいけれど、ドライフルーツの甘みが染み込んだ香ばしいプラオとの相性も抜群。複雑だけど一体感のある味わいが口の中に広がります。スパイシーヨーグルトは、カリっと炒めた揚げナスとスパイスから出た油、そして爽やかなヨーグルトの酸味が混ざった新しい味覚!言葉で表現するのは難しいですが、こちらもとても美味しかったです!
世界中の食卓で料理をつくる人(COOK)と食べる人(HIKER)をマッチングするWebサービス。現在28ヶ国500以上のメニューを公開。KitchHikeマガジンやFacebookでおいしい情報を発信中! https://kitchhike.com
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