節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「WEB上お金の賢い貯め方・使い方レッスン」で、貯め上手・遣い上手になりましょう。
外食は上手にコントロールをしないと、家計に響きますが、場合によっては人間関係の潤滑油的な役割もあるのも悩みどころ。 そんな外食費や交際費を上手にコントロールするコツをご紹介します。
食事作りが面倒なので外食なのか、それとも家族と楽しむための外食なのかを考えてみましょう。 食事を作るのが面倒だと考えるのならば、下記の方法を試してみては?
家にあらかじめ簡単にできるパスタとパスタソース、焼きそば麺といった簡単にできる食材をストックしておきましょう。
外出からの流れで、なんとなく今日は外食コースになってしまいそうだ…と思った時は、外出前にご飯が炊けるようにセットしておくのも手です。 これなら、多少疲れていても家に帰ればご飯が炊けていると思うと、あとは簡単にできるおかずを考えるだけで済みます。
夫が外食したいと言った場合は、「おこづかいから出してくれるならいいわよ」と言ってみる。 子どもが言い出した場合、「材料を買ってお家で一緒に作ってみない?」もしくは「○○の好きなものを作るからお手伝いしてくれない?」と誘導してみてはいかがでしょうか。
全てお付き合いの外食や飲み会に付き合っていたら、お金がいくらあっても足りません。かどが立たない程度にお断りをすることも考えおきましょう。 そこで、上手な断り方のフレーズをいくつかご紹介します
「今ダイエット中なの」
「とても疲れていて体調があまり優れないから先に帰るね」
「最近出費が続いてしまって、ピンチなの」
「明日親(兄弟・親戚・お客様)が来るから急いで部屋を片付けなきゃ」
「習い事の日なの」
「子ども(妻・夫・家族)との予定があって、早く帰ってあげなきゃなの」
「最近夫が帰ってくるのが早くて…遅く帰ると機嫌が悪いのよ」
「明日早いからごめんね」
「別の飲み会が入っているの」
「荷物(生もの)が届く予定なの」
「朝、ペットに餌をあげるのを忘れちゃって心配なの」
これらを断る場面と相手を考えながら使い分けましょう。
上記の断り文句を上手に使ってもよいですが、子どもが絡むことなので、なかなか難しいこともあります。 そこで、代案として、自宅に呼んで各自持ち寄りにするのはいかがでしょうか?子どもたちと一緒に作れる安上がりで楽しいおやつを何パターンかストックしておきましょう。 ホットケーキミックスの買い置きがあると重宝しますよ。
1次会に参加しても2次会と続くとそれもまた出費となってしまいます。
そんな時は、着信音のアラームで、電話を装い帰る流れを作ったり、「終電、終バスが早いので、失礼します」とすれば、終電も逃さず、費用は1次会分で済みます。
いかがでしたか?交際費がかさみがちな年末年始、お財布がピンチ!となったら、上記の方法で賢く乗り切ってくださいね。
旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>