①社会的(全面的)なお別れをしないので、関係各方面への理解を求めましょう。
②中途半端な形で訃報をお知らせしてしまい、弔問者が突然式場へお見えになり、急な対応に追われてしまう場合がよくあります。しっかりと「弔問は遠慮する」旨を伝えましょう。
③葬儀が無事に終わっても、後日、弔問できなかった方がひっきりなしに「お線香をあげさせてください」と自宅へ訪れ、その対応に追われてしまうケースがあるのが家族葬です。一息つくどころか逆に忙しなくなってしまうことも多いのです。
④「どうして知らせてくれなかったの?しっかりと最後を送りたかったのに…」と故人様との付き合い度を軽視してしまい、その後が気まずくなってしまったというお話も良く聞きます。
⑤意外!?かもしれませんがお香典収入が少ないので、実際には持ち出し費用が高額になってしまうケースも見受けられます。
故人の想いを尊重し、その人らしい、その家族らしい最後のおわかれの場を創り上げることが一番だと思います。家族葬では幾つかの注意点はありますが、故人様ゆかりの方々に集まっていただき、祭壇、棺、骨壷、ご遺影、お花飾り等々、ご家族の想いで最後のお別れを創り上げて欲しいと考えます。家族の想いが詰まった葬儀。すなわち「家族葬は家族想」であると思っています。
新潟県生まれ。1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度)。大学在学中からマスコミ関係で働くも、火葬場を見学したことを機に20代後半に葬祭業界へ転職。以後、「葬儀は人と人との信頼が商品である」を信条とし、将来の人材育成に力を注いでいる。
駿台グループの教育精神「愛情教育」をベースに、観光業界に必要なマインド&スキルを備えた人材を育成。就職のためではなくワンランク上の、就職してからも役立つ力をつける。それがスンダイの目標です。教員は業界の第一線で活躍中のエキスパート。仕事現場の視点からの授業は迫力が十分。基礎力から専門知識・専門技術まで「本物の実力」を身に付けられるスンダイ独自の授業です。 駿台トラベル&ホテル専門学校HPはこちら