節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「WEB上お金の賢い貯め方・使い方レッスン」で、貯め上手・遣い上手になりましょう。
物価上昇、野菜の高騰などで食費がなかなか節約できないというお悩みをよく耳にします。そこで、食費節約が上手なご家庭が、どんな食材を購入しているかをご紹介します。
ニンジン、玉ねぎ、じゃがいも。この3つを短くしてニン玉じゃがと呼びます。
ニン玉じゃがは、料理の基本中のきほんともいうべき食材です。これがあれば、カレー、シチュー、肉じゃが、ポトフなどボリュームの出る煮込み料理に最適な食材です。 冷蔵庫の残り野菜と合わせるとバリエーションも増えるほか、比較的日持ちがするので、節約上手さんは特売情報を逃さず安い時にまとめ買いして、常備しています。
食費節約上手さんのレシートを見ると肉の購入はほぼこの2種類に絞られています。
鶏むね肉は肉の中でも価格が安いだけではなく、チキンカツなどボリュームを出す料理にも使える優等生食材。ただし、調理方法を間違えるとパサついておいしくないという料理スキルが問われる食材でもあります。
そして豚小間肉は安売りになりやすいうえに、、「やっぱり肉がないと…」と言う家族も納得する食材でもあります。焼きそばや野菜と一緒に炒めてかさまし料理ができることも人気の理由でしょう。
キャベツ・大根はその日限りの広告の目玉にもなる代表的な食材ですから、これを活用しないわけにはいきませんよね。 基本は1玉、1本まるっと購入して使い切り調理をします。
クセのない定番野菜ですので、いろいろな料理の素材として活躍してくれます。
キャベツ・大根はこれからの時期に安くなりますので、レシピ検索を活用して積極的に取り入れたい食材です。
価格が安定しており、子どもも喜んで食べるといった理由から選ばれています。
練り物自体に味もあり、程よく歯ごたえもあるので料理のアクセントとしても優秀。アレンジ自在なちくわは「なんちゃってレシピ」でもよく使われ、食卓を豊かにしてくれる食材の1つです。
おしゃれに言うならスプラウトですが、この2つは工場で栽培されるため、天候に左右されないため、価格が年中安定しているという強さがあります。
もやしは食費節約の代名詞とも言われるくらい、食費節約には欠かせない食材です。 セールでもそうでなくても1袋10~30円程度で売られており、かさまし食材としても人気です。 豆苗は一度切っても、スポンジ部分に水を絶やさなければもう一度収穫できる1袋で2度美味しい食材としてもお得感があります。
いかがでしたか?余ってしまった食材も、クックパッドで検索すれば美味しいレシピが見つかるはず。インターネットのレシピも上手に活用して、買った食材は余すことなく美味しく使いきりましょう。
旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>