cookpad news

自家製ハムサンドと上質なコーヒーが話題の喫茶店「メガネコーヒー」に行ってみた!

好みの喫茶店は人それぞれ。お気に入りの場所は大切にしたい。
人におすすめしたいけど、知られたくない。今回紹介するのはそんな気持ちになるお店。

初めての桜上水。北口から道と呼ぶには広すぎるスーパーの駐車場的空間を横断するところから始まる。

商店街を抜けて大きな道路を渡った先にメガネコーヒーはあります。外から少年の部屋のようなブルーの壁と白黒ボーダーのカーテンが覗けます。

お店の前を通過する人たちは私と同じようにちらっと覗いて気になるご様子。

よーく見ると、懐かしの机と椅子が向かい合わせに。給食の時間になると机を動かして班になるあの感じ、好きだったな〜

オーナーの竹日さん(もちろんメガネ着用)の華麗な手さばきライブビューイング席。真っ白なテーブルに適度な距離の丸椅子が並びます。 

これぞハムサンド。

ハムとマスタードとぱん。そういうことよ。ハムサンドの画像検索をしてみたわけですが、レタスやらキュウリやら卵、トマトまで入っているんですよ。ハムサンドちゃうやん!

なんて、いままで一度も思わなかったのに正規のハムサンドに出会ってしまった私はもう過去の私ではない。

お酢の効いた粒マスタード。からしとマスタードが同じものだと思っていた私には粒マスタードはわかりやすくマスタードでありがたい。

力関係としては「からし≒マスタード<<<<<<粒マスタード」という考えなのですがどうでしょうか。マスタードって言い過ぎですね先ほどから。

前はきゅうりで今は枝豆。差し色は緑と決まっているのか。食べるタイミングに迷って、とりあえずハムサンドに手を伸ばして、夢中になって枝豆ちゃん忘れちゃう。お口直しに上品に召し上がれ。

自家製のぱんはしっかりと甘みを感じられるように竹日さん自ら粉やお砂糖などの量を調節しています。毎朝仕込んでいる出来立てでふかふかのぱん。枕と敷き布団と掛け布団にすることは可能でしょうか?

ハムも自家製。塩、砂糖、ハーブと豚肉を真空パックに入れて味を染み込ませてから低温で茹でる真空低温調理法を行い、旨みが逃げず、柔らかい無添加のハムが完成するそう。

これだけのクオリティーを一人で提供、しかも店名にもある通りコーヒーのお店なのに軽食が美味しすぎる。コーヒーの専門店としてではなく喫茶店スタイルという今までにない新しい形のお店だ。

ハムサンドは1日限定20食。つまりその日この味を堪能できるのは世界で20名だけなのです。

編集部おすすめ
クックパッドの本