日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
季節の変わり目になると、子供が急にカゼをひいたり夜中に突然高熱を出すことがあります。 しかも、処方される薬は子供が飲みにくい苦い薬! 熱が出た時は子供から片時も目が離せず、市販されている"薬が飲みやすくなるゼリー"を買いに行く時間もなく…看病する親はパニックになるばかりです。 そんな時は、まず落ち着いて。 身近な材料で「お薬ゼリー」を作ってみませんか。 苦みのある薬も、「お薬ゼリー」で飲みやすくなりますよ。
市販のジュースをゼラチンで固めて、クラッシュ! さらに砂糖を加えた、甘みのあるゼリーです。 仕上げに加える"追いジュース"がポイント!
※乳児の場合、ゼラチンを使用しているため9ヶ月未満は避けてください。また、ジュースは月齢に合わせたものを使用しましょう。
海藻から抽出した"アガー"を使ったお薬ゼリーです。
溶けにくいアガーは砂糖と混ぜてから使いましょう。
※乳児の場合、「ごっくん」が上手にできるようになってからにしましょう。
1歳を過ぎた子供のためのお薬ゼリーです。 “片栗粉とハチミツ”という、家にある材料であっという間に作れます。 とろみと甘みがあるので、粉薬ものみやすそう!
・ハチミツにはボツリヌス菌が含まれていることがあります。絶対に、1歳未満の子供には与えないようにしましょう。
・冷蔵庫で2日程度を目安に使い切りましょう。
・抗生物質の中には、食品や飲料と飲み合わせが悪いものが多くあります。薬によって違うので、詳しく知りたい場合は薬剤師に確認しましょう。
【組み合わせの悪い食品や飲料の例】
(1)酸性飲料(オレンジなどの柑橘系ジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料、ヨーグルトなど)と混ぜると、苦味を感じることがあります。
(2)粉ミルク、牛乳などの乳製品と混ぜると、乳製品に含まれているカルシウムで、薬の吸収が悪くなることがあります。
急変しやすいのが、子供の体調です。 "もしも"の時のために、「お薬ゼリー」の材料をストックしておくと安心ですね。
(TEXT:富田チヤコ)
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