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コラム

エストニア家庭料理にならおう!クセになる味、簡単ニシンのサンドイッチ!

世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、バルト三国のひとつエストニアは首都タリンのダイシさんの食卓へ!エストニアの伝統料理「塩漬けニシンのサンドイッチ」を振る舞ってもらったそうですよ。

エストニアのソウルフードとは?

作ってもらったのは、伝統的なエストニアの家庭料理、「塩漬けニシンのサンドイッチ」と「塩漬けニシンのサワークリームサラダ」!

エストニアの料理が、他のバルト三国であるラトビアやリトアニアと大きく異なるのが魚を使った料理です。エストニアではバルト海で穫れた、ニシンやウナギなどの魚を食べます。そんな魚料理の中でも今回の「塩漬けニシンのサンドイッチ」はエストニアだけの伝統料理なんです。

作り方はいたって簡単。 塩漬けされたニシンとネギ、輪切りにした茹で卵を黒パンに乗せて出来上がり!

どの家庭の食卓にも必ず登場するというこちらのサンドイッチは、シンプルだけど、見た目にもおいしいエストニアのソウルフード。

そして、もうひとつは「塩漬けニシンのサワークリームサラダ」。

エストニアは、乳製品が豊富であるのも特徴です。日本人には馴染みのあまりない発酵乳製品である、ケーフィル、ハプコール、コフピームといったものが数多くあります。 今回は、ハプコールというサワークリームを使ったサラダ。 たっぷりの塩漬けニシンとキュウリ等の野菜をサワークリムであえます。

こちらも、魚とヨーグルトという意外な組み合わせですが、クセになる味!

そして、付け合わせは、食卓に欠かせないジャガイモ料理。

なんとなく日本から距離を感じがちな国、エストニア。一度一緒にゴハンを食べてしまえば、もう近くってしょうがない。

次は是非、ウォッカで乾杯したいと思ったのでした。KitchHikeでつながれば、世界は広がると同時に近くなりますね!

実際に食べてみた感想

まず驚くのが、ライ麦黒パンの香ばしさ!日本人からするとかなりクセが強すぎる感もありますが、それが逆に癖になりそう。塩漬けのニシンはそれだけでも充分な魚の脂と塩気がたまらないのですが、黒パンとの相性が絶妙!

とろりとしたニシンの舌触り、ぎっしり詰まったライ麦、青々しい刻みネギ、硬めのゆで卵、食べ合わせの感じがぴったりなんです。くどくないので、毎日でも気軽に食べられそうだし、おやつとしてもぴったり。ソウルフードになるのもよくわかります。また食べたくなること間違いなし。エストニアの記憶が胃袋にバッチリ刻まれました。

執筆: KitchHike(キッチハイク)

世界中の食卓で料理をつくる人(COOK)と食べる人(HIKER)をマッチングするWebサービス。現在28ヶ国500以上のメニューを公開。KitchHikeマガジンやFacebookでおいしい情報を発信中! https://kitchhike.com

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