キッチンの換気扇の汚れ、「ちょっと気になるけど”お掃除は年末に”まとめて」という方も多いのではないでしょうか?
何かと気忙しい年末に、たまったガンコな油汚れを掃除するのは大変。又、風呂湯程度のつけ置きが効果的な”油汚れ”には、水温も下がる年末はあまりおすすめ出来ません。ぜひ早めに対策してみましょう。
必要な道具などの準備をして、手順を確かめ、一気に進めていきましょう。
換気扇の汚れの元は油です。油汚れには、”セスキ炭酸ソーダ”を使うのがおすすめ。
その他、換気扇ファンが浸かる大きめのバケツとゴミ袋(45ℓサイズ)を用意して下さい。
①コンセントを抜いた後、換気扇のファンを外します。
②用意した、大きめのバケツにビニール袋をかぶせます。
③40℃くらいのお湯をはり、セスキ炭酸ソーダを溶かします。
(ここでは4リットルのお湯に大さじ7杯入れています)
④ネジなどの細かい部品は、失くさないよう別の「小さめの容器」に取り分けて、つけ置きしておきます。
⑤1時間ほど放置したら、ファンの羽の部分などの細かい部分を、「使用済み歯ブラシ」でこすります。
手荒れが気になる方は手袋をお忘れなく。また、アルミ素材は変色する可能性がありますのでご注意くださいませ。
⑥乾燥させて取り付けます。
⑦壁や換気扇周りも拭いておきましょう。
つけ置きの時間を利用して、壁や換気扇周りを拭いておきましょう。ここでもセスキ炭酸ソーダを使います。スプレー容器に、”水500㎖+セスキ炭酸ソーダ小さじ1”を溶かし、古布にスプレーを吹きかけ、拭いてみて下さい。油汚れがスッキリします。
換気扇は油汚れが主ですが、放置しておくとホコリがたまり、その上からさらに油も癒着してより落としにくくなります。3ヶ月に1度が理想ですが、半年に1回でも充分ですので、定期的にお手入れをするようにしましょう。
シロッコファンタイプの換気扇は、ネジを外すのが面倒でつい放置してしまいがちですが、ネジを外す手間と、汚れをためた換気扇をキレイにする手間、どちらが大変かというと間違いなく後者です。汚れをためすぎてしまうとつけ置きしても、30分以上のこすり洗いが必要になってしまうことも。定期的に、お手入れをすると全体の掃除時間がかなり短縮できますよ。
年末の慌ただしい中、汚れをためた換気扇を掃除するのは気力体力、ともに使うものです。今年は気ぜわしくなる前に、そして本格的に寒くなる前に気が重いところから始めてみませんか?
「望む暮らしを手に入れる」ための、かたづけ術
広島在住。「かたづけなくちゃ!」というマイナスエネルギーを「かたづけたい!」のプラスエネルギーに変え、やりとげるお手伝いをしています。
ブログ:詳しくはこちら